「あの人に認められたい」という気持ちが強かったり、自分じゃない人が認められていると辛くなったり。
「承認欲求が強すぎて苦しい」「承認欲求をなくしたい」という相談をたまに受けます。
たしかに承認欲求に自信のなさがプラスされてしまうと、ちょっと辛そうです。でも、承認欲求自体は “悪いもの” ではないと、わたしは思っています。
「認められたい」という気持ちと上手く付き合う方法
「認められたい」は「自分はそのままだと認められていない」という気持ちと表裏一体なので、たしかにこの気持ちが強すぎると、自分が苦しいです。
その対処法のひとつは、自己肯定感を育てることなんだと思います。まずは自分が自分を認めてあげる。
※そのことは、コチラの記事に書いてます。
でも、自己肯定感を育てはじめたからといって、承認欲求がゼロになるわけではないんじゃないかな。だから、「認められたい」という気持ちとの上手い付き合い方を知っておいた方がいいと思うんです。
承認欲求が暴走して苦しくなるときに起きてること
「認められたい」という気持ちは、上手く工夫すればプラスの力になります。そのためには、まず「自分は認められたいという気持ちが強いんだ」と自分で認識することが必要です。
認識せずに、そして工夫せずにただただ「認められたい」という気持ちが強くなってしまうときって、こんな感じのイメージ。
誰かに認められたい!という気持ちだけが先走って、認められた結果どうなるのかについては考えられていません。
こうなると、認められること自体が目標になってしまいます。
誰かに認められることが自分の幸せを左右するとしたら、それって自分の人生の舵を自分以外の誰かに預けているのと一緒ですよね。
それでは苦しいし、「いつか認められなくなるかもしれない」という恐怖が、常に付きまとうと思います。
承認欲求を上手く活用して目標を達成する方法
それでは、どう工夫すれば承認欲求が自分にとってプラスに作用するのでしょうか?
さっきと同じく図式化してみると、こんな感じです。
「認められたい!」という気持ちが強いならば、それを自己実現のために利用するのがいいと思います。
この場合、最終目標は「誰かに認められること」ではなく、理想の自分になることです。
大きな目標へのスモールステップとして「誰かに認められるように進む」というのはアリじゃないかな、と。
「誰か」は上司やお客さん、先輩、先生などの人でもいいし、資格試験とか、なんかのランキングに載るとか、そういうのでもいい。ただし、あくまで「認められること」は「理想の自分」になるためのステップでしかありません。
だから、その「誰か」に認められた先が「理想の自分」と繋がらなくなってきたら、「あ、この人に認められてもあんまり意味がないから、また違うスモールステップを考えよう」と方向転換すればいいんです。
まとめ
わたしは、以前と比べて「誰かに認められたい!」という気持ちは弱くなってきました。
それでも、たまに承認欲求がメキメキと芽を出してきます。特に何かの競争の中に放り込まれたときや、自分ではない誰かがめちゃくちゃ褒められているときとか。
承認欲求が暴走しそうになったとき、まずは落ち着いて考えます。
「この人に(or この場所で)認められることで、理想のわたしに近づくのだろうか?」
だいたいの場合は、そうじゃないですね。ただの暴走です。
暴走ではなく活用できそうなときは、どんどん活用しています!その場で成果を出すことで、自分の行きたい方向に進めそうなときです(主に仕事)。
さいごにもう一度、大事なことをまとめます。
- まず「認められたいという気持ちが人一倍強い」と認める
- 自己肯定感を育てる
- 理想の自分から逆算して承認欲求を活用する
「わたしは承認欲求が強いからダメなんだ…」なんて思わずに、むしろそれを上手く活用して、もっともっと「素敵な自分」になっていきましょう!
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