自分が今やりたいことは、どれぐらいで成果が出るものなのか。
ここの算段を見誤ると「全然前に進まない自分」がイヤになって、道半ばであきらめてしまうような気がします。
「やりたいこと」の中には、すぐに成果が出やすいものと出にくいものがあって。
例えばわたしの場合、
- 商品をつくりたい
- ブランドをつくりたい
こういう「やりたいこと」は、自分が動けば実現できます。数カ月から1年ぐらいの単位で考えても、大丈夫そう。
一方で、こっちはちょっと長期的な視野が必要。
- お店をつくりたい
- ブランド運営を主軸にしたい
もうちょっと昔の自分で言えば「ライターを本業にする」とか「ブログで●万円の収入を得る」とか、そういうのは一朝一夕で実現できるものではなく。
時間をかけて、コツコツと土台をつくり、基礎を組み立て、その上に築いていくことで実現できたことです。
すぐ実現できるもの、時間がかかるもの。
成果がでやすいもの、出にくいもの。
その切り口に気付かず、ちょっと足を踏み入れただけで「成果が出ないからやめよう」となってしまうのは、もったいないなと思うんです。
また、結果や成果が出始める時期も、人によって違います。
それは、なぜか。
わたしは「土台」の違いだと思います。
これまでの経験、育ってきた環境、人間関係、ペース、いつ始めたのか、どれぐらいの熱量を込めているか、など。
だから、例えば自分と同じ時期に始めた人が自分より先に成果を出したからといって、焦るのは見当違いな気がします。
そもそも比べられないんです。生きてきた道が違うんだから。
そして、もちろん早く成果を出したからといって、それが良いとは限りません。
回り道したからこそ見えるもの、時間がかかったからこそ活かせることが、絶対にあるはず。
他人と比べたり、本来結果につながり始める前の段階であきらめないための対策としては、自分だけの期間を設定するのが良いと思います。
すぐにできそうなことは、短めの期間で。3カ月とか、1年とか。
ちょっと時間がかかりそうなことは、3年とか、5年とか。
いったんその期間を設定してみて、その間は全力でやってみる。
そして期間を終えて振り返ってみた時に、これからどうするのかを考える。
方向修正して続けるのか、別の道を選ぶのか。
たいていのことは1~2日じゃ結果が出ないのに、ちょっとかじっただけで「やっぱ成果出ないから向いてないや」とあきらめちゃうのは、もったいないです。
短期的な成果ではなく、長期的な目線で。
目先の損得ではなく、長い目で自分を育ててあげたいですね。
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