「どうしてこんなに、社会に適応できないんだろう」
と、思ってました。20代前半まで。
友達が盛り上がってることを、一緒におもしろがれない。
集団行動が苦手で、すぐに一人で行動したくなる。
どこに居ても居心地が悪くて、自分だけが周囲から浮いている感覚。
こんなに辛い毎日が、死ぬまで続くんだろうか…、と。
生きるのって、なんでこんな辛いんだろう。
みんな辛くないのかな。わたしだけなのかな、と。
***
結局わたしは、中学、高校、大学とその時々の応急処置みたいな生き方で、ふわふわと切り抜けてきた。
苦しさはずっと、常にあったけれど、どうにか逃れて、なんとか保って、生きてきた気がします。
でも最終的には会社に入ってその「どうにか保ってきたもの」が崩れ、いったん誰とも会わない毎日というダークサイドへ落ちるのだけど。
***
ただ、いま30歳を目前にして思うのは、昔ほど生きづらくなくなっているということ。
昔のわたしが苦しかったこと。
それは、
合わない集団の中で生き抜くしかないこと。
苦手なことをやらないと、周りについていけないこと。
自分のペースで進むのが許されないこと。
こういうのって、大人になった今はもう、あんまりないんですよね。
合わない場所は避ければいいし、
苦手なことはお金を払って誰かに頼めばいい。
自分のペースで進んでも、誰かに咎められることもない。
「大人になったら、生きやすくなるよ」
なんていうアドバイスは、あの頃のわたしにとって何の役にも立たないんだけど。
なんかそれでも、大人になるのは楽しいことだよと、伝えたくなったので書いてみました。
もちろん、伝えたい相手は、あの頃の自分。
大人って、楽しいよ。
生きるのって、悪くないよ。
きっとこれから、どんどん楽しくなっていくよ。
***
▼質問・感想はこちらから!
≫マツオカミキの質問箱
――――――――
自分らしく生きるヒント&記事更新通知はTwitterで!
⇒@matsuo_mk
ライター*マツオカミキの詳しいプロフィールとお問合せはコチラからお願い致します。
⇒マツオカミキの実績&お問合せ