「努力しなきゃ」と苦しくなってるなら「ない」ではなく「ある」に注目しよう

「努力しなきゃ」「頑張らなきゃ」と思って苦しくなっている時って、

わたしには才能がないから‥‥とか、

実力がない、魅力がない、やりたいことがない、お金がない、

だから、

もっと努力しなきゃいけない

そんな風に「ない」に注目して、いま自分が持ってないものを手に入れよう、身につけようとする「足し算」の発想になってる。

でも、本当はそうじゃないとしたら?

むしろ、足し算しすぎてごちゃごちゃになっているせいで、「努力しなきゃ」のスパイラルに陥っているとしたら?

「ない」は、本当に「ない」のかな?

「ない」からスタートして考えると、「どうにかして “ある” に変えなきゃ!」と思っちゃう。

だから、がむしゃらに頑張ってみたり、

セミナーに行きまくってみたり、

ブランド物を身に付けたり、

新しいツールをどんどん試してみたり‥‥

この行動自体は悪いことじゃないし、むしろ自分にとってプラスになりそうな気がするんだけど、スタートが「ない」だと、どうしても「“ない” を埋めるまで走り続けなきゃ」となってしまう。

「ない」をうめることが目的になってしまう。(本当は、その先にある楽しさとか幸せな時間のためなのに)

 

しかし、わたしは思うんです。

「ないない」と思ってたくさんの物に手を伸ばし過ぎたからこそ、逆にいろんなものを抱えすぎて、どれも中途半端になってしまって、結局「ない」ままになっているのでは?

本当は既に手にしているんだけど、中途半端なままで自分の目指す水準に至ってないから「ない」と思い込んでいるのでは?

 

そこで必要なのが、頭の中でたった2文字を変えること。

自分の中の「ない」ではなく「ある」に注目するんです。

「ある」に注目し、そぎ落としてシンプルにする

努力しなきゃと頑張りすぎて疲れちゃった人は、一度「ある」に注目してみてほしいな。

  • こういう経験が、ある。
  • こういう実績が、ある。
  • こういう知識が、ある。

頑張り屋さんほど、すぐに「あ、でもこれもできない」「あれもないし‥‥」と考えてしまいがちなので、注意ですよ!

まだまだいきます。

  • 応援してくれる人が、いる。
  • 心配してくれる人が、いる。
  • 快適な場所が、ある。
  • カフェに行くだけのお金が、ある。

「ある」に注目すると、実は自分はたくさん持ってるって気づきますよね。

 

それで、もう一歩進んで考えてみてほしい。

その「ある」って、誰もが持っているものではないんです。

自分には「当たり前」と思えるかもしれないけれど、誰一人自分と同じ顔・体・性格・人生経験の人がいないのだから、「当たり前」じゃないんですよ。それ。

それが自分らしさにも通じるんだけれども。

持っている「ある」の中で、自分が伸ばしていきたいもの・進みたい方向・押し出していきたいあり方を決めてみる。

決めたら、そこに集中する。

それ以外の不要なものは、いったん引き算してみる。

やめてみる。

減らしてみる。

捨ててみる。

とにかく、伸ばしたいものに注力するために、そぎ落としてシンプルにしてみてください。

まとめ

たくさん努力してきたのに「ない」のスパイラルに陥っている人は、既に持ちすぎなのかもしれない。

たくさん抱えているからごちゃごちゃしていて、どれも中途半端であるがゆえに、「ない!」と思ってしまっているんだと思います。

「ある」に注目して、それをどうすれば伸ばしていけるか?を考えてみましょう!

 

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