仕事を頑張りすぎて心が壊れてしまう人って、大半は「もっと頑張らなきゃ」と思いがちな人なんじゃないかと思います。
かくいうわたしもその一人で、会社に居た頃は「こんなんで弱音吐いたらダメだ」とか「自分の努力が足りないんだ」とか思ってました。
でも、そういう人こそ、自分がどれだけ無理をしているかを客観的に見てほしい。
仕事で自分の心までダメにする必要ないです。仕事って、人生の一部でしかないですから。
頑張りすぎる人ほど、自分のストレスを見過ごす
新卒で入社してから1年半が経った頃、わたしは今でこそ考えられないような精神状態になってました。
あり得ない仕事のミスをする、被害妄想がひどくなる、眩暈がする、会社に着くとなぜか涙が出る……。
くわしくは、こちらの記事に書いてます。
でもコレって、健全な生活を取り戻した今だからこそ「そうだったかも」と思えるのです。
本当に毎日辛かった当時のわたしは、仕事のミスも、被害妄想も、眩暈も、全部「わたしの頑張りが足りないからだ」と思ってました。ヤバい思想。
途中で「これは異常だ」と気付けたから会社を辞めるなどの対策が取れたワケですが、ずっと「もっと頑張らなきゃ」と思っていたとしたら、たぶんもう心は崩壊して元に戻らなかったんじゃないかと思います。
向上心が強い人ほど、負けず嫌いな人ほど、もっともっと頑張らなきゃと思ってしまう人ほど、仕事によるストレスの異常に気付きにくいのかもしれません。
自分でもできるストレスチェックの方法
自分で気付けないなら、何らかの方法でチェックして、客観的に自分を見る必要があると思います。
一応、50人以上の従業員がいる場合は会社でストレスチェックをするのが義務ですが……実際、会社から「やれ」と言われたストレスチェックで、本音なんて言えないですよねぇ……。
会社側には結果の通知がいかないとしても、まぁ正直に言うのは難しいだろうと思います。「もっと頑張らなきゃ」と思っちゃう人なら、なおさら。
だから、自分でもストレスチェックしてみてほしいなと思うんです。厚生労働省がやってるストレスセルフチェックのWebサイトがオススメです。
5分でできるし、スマホからも簡単にできます。
質問も、たしかにコレだったら、頑張り屋さんの人も客観的に自分を見れるんじゃないかなと思うようなものばかりでした。
家でひとりで、正直に答えてみてください。それで、自分のストレス状況について、客観的に数値を見てみてください。
誰だってストレス環境は多少あるかもしれませんが、「ストレス状態はやや高め」や「高め」という診断結果が出たら、今の仕事の仕方をちょっと考えた方が良いかもしれません。
こういう自分で答えていく形式のテストって、結局は「自分が思っていること」をまとめた結果です。
自分自身が「もうストレスがありすぎて辛い」と思っているから、その結果が出たんです。もしストレス状態が高いのなら、今の状況を変える必要があると思います。
こういう人は、「自分が頑張っていないからだ」という考え方は、捨てて良いです。あなたはもう、十分すぎるほど、頑張っているんだと思いますよ!
まとめ
きっと会社員だった当時にこのストレスチェックを受けたら、ものすごくストレス状態が高かっただろうなぁ……。
ちなみにどん底だった会社員生活をやめて、フリーライターとして働く今のわたしの結果は、コレ。
ちょっとわかりにくいんですが、黄緑色の多角形に含まれていない部分が、ストレスの原因となりやすい部分だそうです。上記の画像だと、赤い矢印で示した「心理的な仕事の負担(質)」ですね。
チャートの内容について、くわしくコメントももらえます。
わたしの結果についてのコメントです↓
「仕事の質的負担度が高いようです」
文章を書くという職業上、質を担保する必要があるので、たしかにそうです。でもそれを、自分では今、ちょっと負担だと感じてるということですね……w
あんまり自分を追い詰めないよう、気をつけよう。
こういう診断は、やってみて結果を読んで満足するだけじゃなくて、自分のことを客観的に見て、「どうすれば自分は楽しく過ごせるかな?」と考えてみると良いと思います。
ぜひ一度、自分を客観的に見てみてくださいね!
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