「本当の自分」がわからない。
あまりに「自分の本心」をないがしろにし続けてしまうと、自分の事なのに、本心が見えなくなってしまうんですよね…。
どうしてそうなってしまうのか、どうすれば「本当の自分」に戻れるのか。
わたしの経験も踏まえて、書いてみたいと思います。
本当の自分に戻るために、まずやるべきこと
「本当の自分」がわからなくなっている、もしくは、偽りの自分で生きていて苦しい。
それは、これまでの人生で身に付けてきた「すべき」でガッチガチに身体を固めているイメージです。
例えるなら、重いし暑いし動きにくい上に時代遅れな鎧を四六時中身に付けている感じ。
でも、この鎧を着ているのには、ちゃんと理由があります。
子どもの頃に家族や先生に好かれるために身に付けた「すべき」だったり、どこかのコミュニティにおいて自分を認めてほしくて身に付けた「すべき」だったり。
好かれるためには面白くなくても笑うべき、頼まれたことは無理してでも引き受けるべき、、、など。
でも、それって、今にも適用されるんでしょうか?
本当にそうなんでしょうか?
しかも、それによって自分が苦しくなっているのに、まだ着てないといけないんでしょうか?
多くの「すべき」は、過去の自分にとって必要だったもので、大人になった今の自分には必要ないかもしれません。
だって、自分を偽って生きるのって苦しいし、鎧を身に着けたままこれからも生きていくなんて不自由だし…。
「本当の自分」に戻りたいのなら、このガッチガチの鎧を脱ぐ必要があります。
自分の本心を知るために、身に着けてきた鎧を脱ぐ
自分を守ってきた(と思っている)物を取り外すということだから、ちょっと怖いかもしれません。
しかも、結構難しい。今まで生きてきた何十年の月日をかけて、重ね着してきた鎧でもあるから。。
鎧を脱ぐために必要なのは、
- 頭ではなく心で感じたことを重視する
- 「すべき」ではなく「したい」を基準にする
- 自分の「したい」をないがしろにしない
とにかく、自分の本心としっかり向き合う。
ちなみにわたしの場合、「自分が本当は何を思っているのか」を探るのに、すごく時間がかかりました。自分の気持ちなのにね。
だから、ゆっくり時間を取って、自分は本当は何をしたいか探りました。
- そういう時は、静かな場所で、自分が安心できる環境で
- 食べたい物、欲しい物、やりたいこと、やりたくないこと、行きたくない場所など…
- いつも自分の気持ちを優先するのは難しいかもしれないけど、なるべく優先する
それまでの自分ならば「約束だから行くべき」と考えるだろうけど、「自分の本心」を「すべき」で抑圧しないことが大事です。
本当の自分で居ることと、自分らしく生きることの関係
「でも、素のままの自分だと、社会生活する上で支障が出るのでは…?」
と、思いますよね。わたしも不安に思ってました。
結論から言うと、思っていたよりも支障はないけど、もちろんゼロではない。
ただし、鎧を着ていた時よりも、圧倒的に支障は少なかったです。
そして、コレも鎧を脱いでみるとわかるのですが……
「常に本当の自分で居ること」がイコール「自分らしく生きること」ではなく、
本当の自分で居られるよう、できる範囲で上手くやることが「自分らしく生きること」だと感じました。
例えて言えば、鎧を脱いで裸のままだと、それはそれで生きづらいから、軽くて通気性&伸縮性が良い服を着る感じ!
いったん鎧を脱がないと、快適な服は着られないんです。ここポイントだなーと思います。
着替えるために、いったん脱ぐ。
そして、「本当の自分」が快適に生きるためには?を考えて、そういう環境をつくれる自分になる。
これが、自分らしく生きることなんじゃないかな。
まとめ
鎧を脱ぐのはちょっと怖いかもしれないけど、脱いでみると「あれ、こんなに自分って身軽なんだ!」と思うはず。
こちらの記事も参考になるかもしれません。
鎧の下に居る、本当の自分を知る過程も、ぜひ楽しんでみてくださいね!
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