わたしには、何の才能もない‥‥。
何かのプロになって第一線で活躍するなんて夢のまた夢、仕事で成果を出してキラキラ輝く友達のようなスキルもない。。
そんな風に思ってしまった時期があって「わたし、なんでこんな平凡なんだろう」と思って悲しくなってました。
でも、今ならわかります。そういう人は、ただ気付いてないだけなんですよ。
「才能」って、どんなものだと考えてますか?
「才能」って、どんなものだと思いますか?
広辞苑を見てみると、こんな風に説明されていました。
才能:才知と能力。ある個人の一定の素質、または訓練によって得られた能力。(広辞苑より)
この「素質」の部分を「才能」だと思いがちな気がしますが、「訓練で得られた能力」も「才能」だとのこと。
だから、後天的にも身に付けられるんですよね。いま「才能がない」と思っていても。
また、これはわたしが思っていたことですが「才能=職業に直結するもの」という思い込みもありました。歌手とか、画家とか。
だから、何者でもない自分、退屈な毎日を淡々と過ごすだけの自分に対して「なんの才能もない」と感じたんです。
自分の才能を見つける方法
自分は平凡で、特に華やかな才能もなく、何者にもなれていない。
そう思っていたんですが、友達にこんなことを言われてハッとしました。
「SNSの文章、すっごく読みやすい。文章書くの上手いよね」
自分が文章を書くのが得意だと思ったことはなかったんですが、友達からはそう見えているのかー、と。(本当に上手いかどうかは別にして!)
自分にとっては、自分の文章って当たり前すぎて気付けないんですよね。
今はライターを仕事にしていますが、少なくとも文章を書くことが苦だと思ったことはないし、そういう意味では才能なんだと思ってます。
要するに、才能は誰にでもあるんだけど、自分では、それが才能だと気付けないんです。
例えば、うちの夫は読書・本に対する熱量がちょっと変態的(褒めてる)なんですが、本人は「こんなの普通だよ」って言います。わたしから見たら「それって、ちょっとすごすぎるよ」という感じなんですけど。
だから、こんなことは、ひょっとしたら才能かもしれません。
- 当たり前に毎日やっている
- 頻繁にやっても全然苦じゃない(むしろ楽しい)
- しょっちゅうそのテーマについて考えてる
- 誰かに「すごいね」と言われたことがある
現段階で人より優れているとか、すぐに仕事にできるとか、トップレベルである必要はないです。
なぜなら「才能がある」だけでは、その才能は活かされていないから。
自分の才能を磨くためには?
自分の強みを診断できる本『さあ、才能に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』の中で、才能を活かすためには「投資」が必要だと書かれています。
金銭的な投資だけでなく、時間をかけて知識を習得したり、上達するよう練習するなども含みます。
まずは、「自分にとっては当たり前」だった才能の種を見つけること。
そして、それを開花させるために、磨き上げること。
この「磨き上げる」というステップをして、初めて「才能を活かす」ことができるんだと思います。
おわりに
とにかく、自分にとって当たり前なことが、実はものすごいことかもしれないと気づいてほしい。
「わたしには、なんの才能もない」は、まだ気づいてないだけです。
特に、自分が持つ「才能」は、自分がこれまでの人生で何度もぶち当たってきた壁の近くにあるのではないかと、わたしは思います。
いつも考えているテーマや、何度も乗り越えてきた壁の近くに、ヒントがあるかもしれません。
才能の見つけ方について、こちらの記事もどうぞ。おすすめの本です。
「わたしには才能がない」と思っちゃう人は、他人と比較してしまっているのかも。こちらも読んでみてください。
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