理解できないことって、いっぱいありますよね。
特に、人の考え方とか発言に対して、「どうしてあの人はそんなことを言うんだろう?」と思うことも多々あります。
ただ、どんな気持ちでそれを捉えているかが大事だと思うんです。
「そんなこと言うなんて、ありえない!説得しなきゃ!」と思うのか、「ほほう、そんなこと思うなんて、おもしろいですね」と思うのか。
純粋な「なぜ?」という疑問は、プラスの結果を生み出す
私は昔から「世間一般の当たり前」を当たり前として受け入れることができず、いちいち「なぜなんだろう?」と考えてしまうタイプでした。
例えば、私が早稲田大学に入ったきっかけは、元をたどれば中学生の頃にさかのぼります。
今はどうかわかりませんが、私が中学生だった頃、女子って友達同士でこぞってトイレに行くんですよ。いわゆる連れションってやつです。
もちろん私もそういう状況に出くわすことが多くありましたが、私はこれに対して「なぜ?」って思っていたんです。
「なんで女子は集団でトイレに行くのだろう?そしてトイレの中で悪口を言うのだろう?」ってw
いろいろ理由はありますよね。「仲間はずれになりたくないから」とか「トイレという半分クローズドな空間で話すことで、愚痴を言いやすくなる」とか。
覚えている限り、私はこの「なぜ?」をきっかけに、集団心理学というものに興味を持ちました。
高校に入ってからもその気持ちは変わらず、集団心理学、社会心理学を学びたいと思い、早稲田大学教育学部社会科に行くことにしたのです。
だから、「なぜ早稲田大学を選んだんですか?」という問いに対して、嘘偽りなく答えるとしたら、「女子の連れションの真理が学べる大学を選んだら、こうなりました」ってことになりますw
この「なぜ?」という疑問は、別にその現象自体を否定しようするものではありません。
「私は1人で行動するのも好きだけど、なぜみんなは集団を好むんだろう?」という感じです。
自分と他人の違いを受け入れ、そこから「なぜなのだろう?」と純粋に考えることは、プラスの結果を生み出すと思っています。
中高生の時の私であれば「社会学を勉強したい!」という原動力に。
仕事上であれば「じゃあこの個性を活かしてやってみよう!」という考え方になると思います。
自分の当たり前は当たり前じゃない
私がライターサロンを開いた時、ツイッター上でチラホラこんな声をもらいました。
「他人に相談することなんてある?」
「自分のことは自分で決めようよ」
私は「他のライターさんと継続的につながって、質問や共有をし合うことで切磋琢磨しながら、この業界を盛り上げていきたい!」という思いからライターサロンをつくりました。
もちろん「みんなそう思ってるでしょ!」とは思っていなかったものの、上記のような意見をもらって「そうか、そういう風に思っている人もいるのか……」と軽く衝撃を受けました。
誰かと仕事の話をしたり、もし自分ができない案件があれば紹介したり、嫌なことや嬉しいことがあれば共有したりするのが、私にとっては「心地よいこと」なのです。
「でも、そうじゃない人もいるんだ!」と。
私はその違いを「おもしろい」と思いました。「なぜなんだろう?」は考えてもわからなかったので置いといて、もしそう思う人がいるとしたら、逆にこういう形で人とつながろうとする私の発想は、個性の1つなのだと思ったんです。
おもしろがった方が、人生楽しいじゃん
先日会った人から、直接「ライターサロンで継続的に他のライターさんと交流しようと思った理由はなんなんですか?僕にはその発想がなかったので、気になるんです!」と聞かれました。
こうやって「自分とは違う発想だ!なんでなんだろう、おもしろい!」と思える人って、絶対人生楽しんでますよね!
ちなみに私は「一体感ですかね。同じ時代を一緒に戦っている感じがして、楽しいんです。」と答えました。あくまで、私はそう思うということであって、それを人に押し付けるつもりはありません。
「私には理解できないけど、この違いっておもしろいな」と思えることは、あとあとプラスの結果を導くと思います。
そもそも理解できることや共感できることなんて、全体から見ればほんの少しだけしかないじゃないですか。全ての人を全力で理解するなんてとうてい無理です。
だったら、「なんでなんだろう?」とか「おもしろいな!」とか、そうやって思っていた方が、人生楽しいじゃん!
と、思っているというお話でした。
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▼私と同じように女子の集団に対する疑問を持ってた人は、この社会学本がオススメ。
難しくないですし、分量も少ないのでペロっと読めますよ!
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