ランサーズって実際どうなの?世間の評判&4年間使うユーザーの正直な感想

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ここのところ割と一般的になってきた「クラウドソーシング」という仕組み。

中でもランサーズクラウドワークスは大手。現在フリーライターとして活動するわたしは、2014年の3月からランサーズを使い始めました。

フリーランスになってから2年ほど使って、その後ランサーズ無しでも仕事がもらえるようになったので、今はほとんど使っていません(年数回使うかどうか、ぐらい)。

「使ったことはあるけれど、今はあんまり使っていない」というフラットな視点で、「ランサーズってどうなの?」というところについて、書いてみようと思います。

Googleで「ランサーズ」と検索した結果

まず世間一般のランサーズに対するイメージを見てみます。

Googleで「ランサーズ」と検索してみると、以下のような結果になりました。(記事執筆当時の結果)

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「ランサーズ」の公式サイトが上位3位に入っていますが、4位に表示されている記事は、ランサーズに対するネガティブな意見ですね。

続きも見てみましょう。

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この画面の一番上は先ほどの4位の記事で、5位もネガティブな記事です。

6位になって、ようやくランサーズに対して「月収28万円稼げる」というポジティブな記事が出てきました。

上位の方にあんまりよくない評判が出てくるので、世間のイメージとしても「大丈夫なのかな…?」という感じじゃないかと思います。

なんでそんなにイメージが悪いのか、実際の経験を踏まえて書いてみます。

1)案件の単価の低い

クラウドソーシングと言うと「単価、めちゃくちゃ低いんでしょう?」というイメージが一番大きいと思います。

わたしはライターなのでライティング案件以外はわかりませんが、確かに一般的な単価よりも低いのでしょう。

ランサーズのライティング案件は、文字単価のボリュームゾーンが0.5~1.5円のような気がします(個人的には)。こう見ると、めちゃくちゃ低いですよね。

ただし、これはあくまでボリュームゾーンであって、ランサーズにはもっともっと高い単価で受注している人もいるのです

わたしも、一般的な記事の執筆で文字単価5円~10円、1本数万円以上の案件を受けたことがあります。

よって、正しくは「単価の低い案件が多い」だけであって、「すべての単価が低い」わけではないのです。

ランサーズでは、「ライターをやったことが無い人」もライティング案件を受注できます。私も最初は、まったくの初心者でした。

初心者の案件単価が低いのは当然だと思います。どこの世界だって、初めてやるのに高額な対価をもらえることは無いでしょう。

初心者から実績をあげてライターになった人や、もともとライター経験のある人は、自分の力量に応じて「これぐらいの単価だったらやります!」と提案すれば良いのです。

クライアントの希望金額はあくまで希望であって、記事のクオリティや仕事のしやすさに納得してくれれば、高い金額を出してくれる場合もあります。(そうでない場合もありますよ、もちろん)

クラウドソーシングは、上手く使えれば、ちゃんと生計を立てることもできるんですよね。

2)システムが複雑でわかりにくい

ランサーズの悪評系の記事を見ていると、「コンペってなに?プロジェクトってなに?タスクってなに?」「どういう手順でやれば良いか全然わからん」みたいな感じで書かれていたりします。

わたしはもう使い続けて3年目になるのでランサーズの使い方はだいたいわかっていますが、それこそ初心者の頃は、「全然わからん!」と思っていました(笑)。

ただ、わからないのは使ったことが無いからであって、使ってみればわかるはずなんですよ。

何もわからなかった私は、とりあえずタスクのライティング案件からやってみました。

タスク案件の場合、手順は以下のようになっています。

タスク案件の手順:案件を探す→内容チェック→作業開始→完了&提出→クライアントに認められれば入金
(くわしい説明は公式HPで:タスク方式解説

プロジェクト案件の場合は、こうです。

プロジェクト案件の手順:案件を探す→内容チェック→提案→クライアントに選ばれて入金されればプロジェクト開始→作業→プロジェクト完了→クライアントに認められて入金
(くわしい説明は公式HPで:プロジェクト方式解説

プロジェクトはガッツリクライアントさんと連絡をとりながら進めていくイメージです。タスクは単純な作業なので、クライアントさんとやり取りが発生することは少ないです。

デザインや開発案件の場合、「コンペ方式」もあるので、たしかに初めて見る人にとっては複雑だと思います。

ランサーズのサポートページも上手く活用しつつ、進めてみてください。

>>ランサーズによくある質問

3)システム手数料が痛い

ランサーズでプロジェクト案件を受けた場合、受注金額からシステム手数料を引いた分が振り込まれます。

システム手数料は、

10万円以下:20%
10~20万円:10%
20万円以上:5%

となっています。これを知らずに案件を受けると、「1,000円で受注したのに、800円しか振り込まれなかった!辛い!」ということになるのだと思います。

また、システム手数料に関してネガティブな意見を書いている人は、「継続的に使うのは難しい」という意見が多いように思いました。

これはもっともな意見だと感じます。ランサーズを介して出会ったクライアントさんとは、ランサーズ上でお取引をしていくワケですが、出会った瞬間も、その数年後も、ずっと20%の手数料がかかるワケです。(10万円以下の場合)

もしランサーズが儲かっているとしたら、ここの仕組みを改善してもらえると良いな~とは思っていますが、私は今のところ大きな不満ポイントにはなっていません。

このシステム手数料が許せない場合は、初心者としてランサーズで実績を上げ、ランサーズ以外で仕事をもらえるようになるのが良いと思います。

数年使ってわかった「ランサーズ」の良い所

わたしがランサーズを始めたきっかけは「あいている時間で、在宅で何か仕事できないかな~」と思っていたことでした。

そんな時にランサーズを見つけて、「とりあえずやってみるか」と登録してみたんです。

特にデザインやシステムのスキルを持ち合わせていなかったので、自分にできそうなライティングのお仕事を受けてみたのがきっかけで、今や当時の仕事も辞めてフリーランスのライターとして生きています。

だから、世間一般的には「怪しい」「安い」と不評のクラウドソーシングですが、良い所ももちろんあるとわたしは思います。

  • 在宅で仕事をしやすくなる
  • クラウドソーシングがきっかけで初心者から専門家になることもある
  • スキマ時間を使ってお金を稼げる

複業をしたい人にとっても便利だし、子育てや介護で出勤が難しい人でも仕事ができる。

そういう意味では、これまで「仕事をするのは難しい」と思われていた人も、新しいチャンスを手に入れられるのではないかと思います。(わたしもそうだったし)

ただ、アルバイト情報サイトとか就活サイトと一緒で、やっぱりブラックなクライアントもいるので、そこは見抜く必要があります。

※この記事も参考に!

ライター初心者の頃から私が意識しているライティング案件の選び方

2016年9月19日

もし、ちょっとでもランサーズに興味を持っているとしたら、とりあえず登録してみて、タスク方式のライティング案件を1回やってみてください。

タスクなら5分や10分でできるものもあるし(数十円~数百円ぐらいだけど)、仕組み的にブラックな案件に当たる可能性も低いはず!

>>ランサーズ公式サイトへ

ランサーズにももっともっと良い案件を出すようになってほしいし、クラウドソーシングを上手く使ってチャンスを広げる人も増えるといいなぁ。と、そんなことを思っています!

※ガッツリ稼ぐためにプロジェクト案件を受けようと思っている人は、こちらの記事もどうぞ

ランサーズでプロジェクト案件に挑戦!ライター初心者が気を付けるべきポイント

2017年11月8日

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