私はライターとして英語学習関係の記事を多く執筆しています。
英語系出版社大手のアルクのWebサイトや、英語初心者向けのWebマガジンEIKARAなど、挙げればかなりの数になるくらい多数のサイトで執筆しています。
また、ライターと兼業で英語学習コーチングというものもやっています。これはTOEICなどの英語学習において、目標を達成するまでのサポートをするサービスです。
こんなに英語学習に関わっておきながらアレなんですが、私は留学経験がありません。ホームステイ経験もありません。
もはや、英語圏に滞在した経験すらありません。純粋な日本人であり、ネイティブの環境に身を置いた経験がないのです。
英語なんて国内でもできるようになる。ある程度は。
私の英語講師としての需要は、実は「海外留学経験が無い」というところにあります。ホームステイ経験もありません。
誤解の無いように言っておくと、英語を習得するための一番手っ取り早い手段は「留学」です。話せないと生きていけない環境に身を置くことで、はやく上達することができます。
しかし、留学というのはそんなに簡単に行けるものではないのです。お金もかかるし、時間も必要。
本当に最短で英語を習得したいと思っているのなら、留学をオススメします。しかし、私を含め、多くの人はそうではないのです。
「海外旅行の前に準備したい」とか「仕事をしながら英語を習得したい」とか、そういう人の方が多いでしょう。
私は留学経験が無いですが、英会話も意思疎通レベルならできます。TOEICスコアは現在940点です。このレベルなら、海外に行かなくとも、誰だって到達可能なのです。
問題は、やるかやらないかです。
英語を習得するために私がしたこと
個人的には、英会話の「意志疎通レベル」であれば、誰でも到達することが可能だと思います。英語圏に行った経験のない私が言うのだから、国内でも可能なのです。
当然ながら、自分1人では英会話は上手くなりません。どれだけ英語の知識があっても、英語を使って会話をすることに慣れないと、上達はしないのです。
私も大学生までは自己紹介すらあやしいレベルでした。そりゃあそうです。外国人と話したことがなかったんですから。
私は社会人になってから、英会話の特訓を始めました。英会話スクールに通ったこともありましたが、週1回なんかでは全然足りません。
本当に英会話を習得したいのなら、少なくとも週3回ぐらいは練習をする必要があります。
だからこそ、オンライン英会話を利用しました。
最初はオンライン英会話に対して「フィリピン人の先生ばっかりっていうし、ちょっとあやしい」みたいな偏見を持っていたのですが、これは本当にただの偏見でした。
フィリピン人の先生たちは、英語が上手です。それもそのはず、幼稚園の頃から英語で授業を受けているそうです。
(若干なまりのある先生もいます。その辺は、口コミなどを見て、良い先生を選ぶべきです)
それと、DMM英会話などでは、フィリピン以外の国籍の講師もいます。お金をもうちょっと出せばネイティブ講師も選べます。
家に居ながらにして英会話の練習ができるのは、めんどうくさがりの私にとってはありがたかったです。
私が一番長く使ったのは、DMM英会話でした。24時間レッスン可能だし、フィリピンだけでなく、いろんな国籍の講師と話せるのがメリットでした。
⇒DMM英会話はこちら
また、レアジョブ英会話も使っていました。この2つが2大オンライン英会話サービスなので、このあたりを一度無料体験してみると良いと思います。
⇒レアジョブ英会話はこちら
正直、いろいろなオンライン英会話を無料体験するだけでも、相当なレッスン量が確保できます。
「DMM英会話」「レアジョブ英会話」「ECCオンライン英会話」「ラングリッチ」「産経オンライン英会話」など、無料体験があるサービスがもっともっとたくさんあります。
だいたいどこも2回ぐらいの体験レッスンを受けることが可能なので、無料体験だけでも相当な英会話力が身に付くと思います。
TOEIC700点までは、テキスト演習だけでいける
TOEICに関しても、特別なことをせずにテキストをひたすら演習するだけで、スコア700点までは行くことができます。
正直TOEICスコアは目安でしかなく、英会話力が無いのにスコアが高い場合はあんまり意味が無いのですが、それでも就職や昇進で有利に働くのが今の日本の現状です。
誰だってテキスト演習を本気でやればTOEIC700点はとることができるので、どうしても必要!という人はやってみると良いと思います。
現時点でどれだけの英語力があるかにもよりますが、TOEICで500点以上をとりたいのなら、大学受験までの英語は必須です。
大学受験直後の私のTOEICスコアが500点台だったので、逆に言えば高校英語までの知識さえあれば、ビジネス英語がわからなくてもTOEIC500点をとることができます。
■中学英語までを復習する場合
中学英語があやふやだと、高校英語を勉強しても理解が中途半端になってしまいます。
中学英文法の復習コンテンツは、こちらのWebサイトに掲載しています。全20回の連載記事で、これらが全部理解できれば中学英文法はOKです。
⇒これなら分かる!大人のためのやり直し中学英語│EIKARA
■高校英語までを復習する場合
高校英語を復習するために私が使ったのは、こちらの教材です。
▼INSPIRE総合英語―高校英語の総合力完成 (シグマベスト)
これは問題集ではなくて、英文法の全解説が載っている本です。かなり分厚いです。
この教材を読んで理解しつつ、次の問題集を演習していきます。
▼大学受験スーパーゼミ
白いやつは基礎問題集で、緑の方は大学受験レベルの問題集です。自分のレベルに合わせて使いましょう。
▼Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服
全体的に復習しなおす場合は、「Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服」がオススメ。
逆にネクステージが全部できるなら、TOEIC500点はとれるレベルにいます。
■高校レベルまではOKで、TOEIC700を目指す場合
TOEIC500点ぐらいはとれる実力があるとしたら、あとはTOEIC特有の問題形式や、時間配分、長文の速読ができるようになればOKです。
500点以上をとれるのなら、基礎的な英語力があります。よって、あとはテキストで演習→復習→再演習を繰り返すのみです。
私が実際に使ったオススメ問題集を挙げておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
TOEICは2016年5月に問題形式が変更になりましたが、新形式に対応している公式問題集は今の所コレだけです。(2016年9月20日時点)
必ず一度は演習をしておくことをオススメします。
公式問題集以外であれば、これが新形式問題対応問題集の中で一番クオリティが高いです。公式も含め、模試問題集で時間配分や戦略を練るのがスコアアップのカギです。
▼2カ月で攻略 TOEIC(R) テスト730点! (残り日数逆算シリーズ)
新形式の対策が載っているわけではないですが、模試問題集以外であればこれがオススメ。スコア700点を超えるためのレベル感を把握するのに、とても役立ちました。
既にスコア600点ぐらいとっていれば、この問題集はチャレンジできます。
英語習得に必要なのは英語力ではなく、PDCAサイクル
これまで書いてきたように、意志疎通レベルの英会話や、TOEIC700点など、ある程度の英語レベルに到達するために必要なのは英語力ではありません。
必要なのは、PDCAサイクルで英語学習をするスキルです。
なんだってそうです。受験勉強だって、簿記の資格だって、何かを一定のレベルまで習得しようと思ったら、必要なのはPDCAサイクルでまわすことです。
P:Plan―計画して
D:Do―やってみて
C:Check―結果を受け止めて
A:Action―復習してもう1度解く
これをひたすらできれば、ある程度の英語レベルに達することができます。
海外経験のない人だったとしても、英語で自己紹介ができないレベルの人だったとしても。
ということで、英語を習得したい!と思っている方の参考になれば幸いです!
▼オンライン英会話は本当にオススメです。安いし。
>>DMM英会話
>>レアジョブ英会話
どのサービスが好きかは好みなので、いろんなサービスの無料体験を受けるのが良いと思います!
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