就職活動の時、一番苦手だった質問が「これまでに挫折した経験を教えてください」でした。
正直なところ、それまで大きな挫折経験がなかったのです。
だから、どれだけたくさん挫折できるかが、今の私の課題です。こう言うと変な感じに聞こえますが、今回は私の考える「挫折」について書いていきたいと思います。
挫折してない=チャレンジしてない
誤解してほしくないので書きますが、「挫折したことないんです、すごいでしょう」ということが言いたいのではありません。
むしろ逆で、挫折経験がないということは、失敗を恐れずにチャレンジした経験がないということです。お恥ずかしながら。
まあ強いて言えば「中学生の時にいじめにあったこと」が挫折かもしれません。これは自分が生徒会長になるというチャレンジをしたから、招いた結果でした。
※いじめの話はこの過去記事に:「アンチがいる=私らしく生きている」という方程式
しかし、「いじめ」って他人の気まぐれで発生することじゃないですか。私にとっては挫折っていうほどではなかったんです。
ここだけの話、就職活動の「挫折経験」に関する質問では、小さな話を膨らませることで対応しました。だって「挫折」、思いつかなかったんですもん……w
メンターからもらった言葉
社会人になってから出会ったメンターに言われたことは、「もっと積極的に恥をかきなさい」でした。
こんなことやったら恥ずかしい、失敗したら恥ずかしい、こんな自分であると恥ずかしい。
私の「恥をかきたくない」という気持ちが、私のさまざまな考えを押し殺していました。考えだけではなく、可能性までつぶしていたんですね。
人と同じことをやって、それなりの人生を送れば、大きく恥をかくことはありません。
しかし、自分が思う通りに生きていると、当然大きく恥をかくこともあります。“みんな”と一緒ではない部分が出てくるからです。そうすると、失敗した時に“みんな”から言われるのです。
「だから言ったじゃん、普通にこうしておけばよかったのに」
「そんなの無理だと思ってたよ」
しかし、こういう失敗や挫折は、自分らしく生きている証拠にもなります。チャレンジしているから、失敗するのです。
当然ですが、大きな失敗のない人生は、大きな成功もありません。大きなチャレンジをしていませんからね。緩やかな波の中で生きている感じです。それはそれで悪いことではないのですが。
チャレンジをすると、成功もあれば失敗もあります。それは大きな波の中で生きることになりますが、私はそういうおもしろい人生を過ごしたいと思っています。
実際のところ、恥をかいたからって死ぬわけではありません。
私が突拍子もないことを始めたとしたら、それは恥をかくことを恐れずにチャレンジしたのだと思ってください。
私はこれからも、積極的に恥をかいていこうと思います!!
▼どうしても失敗がこわい、恥をかきたくないと思ってしまう人にはこの本がオススメです。
第3章の『本音で生きられない理由は「自意識」と「プライド」である』というところがガツンと来ますよ。
▼こちらの過去記事もオススメです。
・人に笑われてもやりたいことだろうか?
・「自分らしく生きたい」と思っていた過去の自分に伝えたいこと
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