「自分は社会不適合」と思う人はHSPかも?特徴や対処法、おすすめ本をご紹介

学校のクラスや会社の飲み会など、大勢の人が集まる場所が苦手。

一度にたくさんのタスクがあると頭が混乱する。忘れ物が異常に多くて家族に注意されることも。

みんなが普通にできること、どうしてわたしはできないんだろう

そんなことを思っていたんですが、「自分はHSPなんだろうな」と意識し始めてから、以前よりもかなりラクになりました。

今回は「HSP」について、簡単にまとめてみます。同じように悩む人の参考になりますように!

HSPとは?

HSPは “Highly Sensitive Person” の略で、直訳すると「とても敏感な人」です。

他人の感情や周囲の環境を敏感に察知してしまうため、比較的心や体が疲れやすいという特徴があります。

アメリカの心理学者エレイン・N・アーロン博士が著書『The Highly Sensitive Person』でHSPの概念を提唱し、この本は世界17ヵ国にて発売されミリオンセラーとなっています。

(日本でも翻訳本が出ています『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (SB文庫)』)

HSPは病気や病名ではなく、その人の「気質」を表しているということがポイント。

気質は「生まれつきの特徴」のことで、背の高さやもともとの性格と同じく、もともと自分が持っているものです。

自分がHSPなのかについては、アーロン博士がつくった『HSPチェックリスト』で27の質問に答えてみてください。

>>HSPセルフテスト(外部サイトへ)

HSPの人の特徴

刺激に対して人より敏感に反応してしまうため、社会生活の中で「生きづらさ」を感じる人も多いそうです。

アーロン博士の研究によると、

  • 全体の20%程度がHSP(5人に1人
  • 少しHSPっぽい人が22%
  • まったく敏感でない人が42%

(300人の電話調査結果―『The Highly Sensitive Person』No.91参照)

という結果が出ています。鈍感な人が多い社会の中で「とても敏感な人(HSP)」が生きているのですから、そりゃあ生きづらいだろうと思います。

自分の特徴をちゃんと知ってないと「なんで自分は普通のことができないんだろう」とか「努力が足りないんだ」となってしまいます。

だから、「自分はそういう人なんだ」と理解した上で生きた方が、ずっと生きやすいと思うんです。

HSPだからこそできることもたくさんあると思います。ここでは、HSPの特徴を3つだけご紹介します。

(1)音やニオイなどの刺激に敏感

音・ニオイ・味・痛みなどの刺激に敏感。

危険を察知する神経の働きが強いことが原因だそうです。裏返せば、リスク回避が上手いということでもあります。

わたしは音や目に入るものに敏感なので、人混みや人がたくさんいる狭い空間が苦手なので、行かないようにしています。

五感が優れているということでもあるので、芸術分野で活躍している人も多そうだなと勝手に思っています。

(2)空気を読みすぎる

人が考えていることや感情に敏感で、空気を読みすぎる傾向があります。

共感性が強いという意味では、とてもいいことです。人の気持ちがわかるのは、強みになりえますよね。

ただ、自分と他人の間に線を上手く引けていない可能性があるので、「自分は自分、他人は他人」を意識しなければなりません。

わたしは空気を読みすぎて疲れることから大勢の飲み会が苦手だし、同じ空間の中で怒っている人や不機嫌な人がいると、自分と関係なくてもハラハラしてしまいがち。そういう場所にはなるべく行かないです。

(3)ひとりでいる時間を好む

感受性が強く、ひとりで考えごとをしたり、芸術を自分なりに解釈したりするのが好きな人が多いそう。

大勢の人と一緒にいると、いろんなところに感覚を研ぎ澄ませてしまって疲れるからなのかもしれません。

そういう時間が、自分にとっては大事なんだ」ということをわかっておきましょう!

※HSPの特徴はコチラの本『敏感すぎる心がスーッとラクになる本 (扶桑社ムック)』を参考にしています。

HSPについてもっと知るには?オススメの本をご紹介

わたしがこのブログ記事に書いているのは、あくまで自分の体験と、書籍を参考にした内容です。

特徴や対処法などをもっとくわしく知りたい方は、以下の本を読むことをおすすめします。

HSPの概念が簡潔にまとめられており、どうすればそれを活かせるかまでくわしく書いてあるムック本です。

他にも何冊か読みましたが、「どうすれば気持ちがラクになるか」「それをどう活かすか」までちゃんと書いてある本は少なく、この本が一番わかりやすいなぁと思いました。

著者はHSPについて多数の本を書いていらっしゃる精神科医の長沼睦雄さんです。

「もっとHSPについて深く知りたい」という人は、HSPの概念を提唱したアーロン博士の著書がおすすめ。わたしは原著『The Highly Sensitive Person』を読みましたが、日本語版はこちら。

ご紹介した本を読むと、「わかるわかる」「それ、わたしのことだ」というのが、たくさんあると思います。

「自分だけじゃないんだ!」と知るだけでも、少しラクになるかもしれません。

まとめ

さいごに、一番大事なことを書きます。

「わたし、HSPなんだ」で、終わりにしないでください。そこで終わっちゃうと、現状が何も変わらないんです。

特にこの気質を持つ人は、「どうせ私なんて‥‥」となってしまいがち。

HSPは、子どもの頃から嫌だと感じていても、自分の思いをうまく伝えることができず、つらい体験をくり返していることが多いもの。理不尽な仕打ちに遭っても言い返せないため、「どうせ自分なんて」と無力感を抱き、自己評価が低くなってしまう傾向があります。

(『敏感すぎる心がスーッとラクになる本 (扶桑社ムック)』P44より引用/強調はマツオカが追記)

「HSPだから上手く生きていけないんだ‥‥どうせ私なんて‥‥」と思ってしまったら、もったいないです。

何かをあきらめるための言い訳にするのではなく、「自分はそういう気質だ」ということを理解して、それを上手く活かすことが大事だと思います。

現にわたしは、

  • 人混みや大勢が苦手⇒満員電車に乗らなくて良い生活に変えた
  • たくさんの人とコミュニケーションをとるのが苦手⇒少人数と関わりながら自分のペースでできる働き方に変えた
みたいな感じで、自分を活かせる環境を自分で選ぶようにしています。

自分がどんなタイプなのかを自分で理解し、まわりのみんながどうであれ、自分にとって楽しい生き方を選択していきましょう!

 

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