「何度もぶつかる壁」は、越えるべきものではなく「人生のテーマ」なのかも

何度もぶつかる壁」って、あるんじゃないかと思います。

わたしの場合は、「たくさんの人と関わるのが苦手」とか「自分に自信がない」とか。

そして、そういう「壁」は、この人生で向き合うべきテーマなのかな、とも思ってます。

克服するっていう考え方もいいけど、それだと「克服していない今の自分はダメだ」と考えてしまいがちだし…

だとしたら、もういっそ「これは自分のテーマなんだな」と思うのもいいのかな、と。

克服するよりも、うまく活かしていく

今年発売した「自己分析ノート」にも書いてるんですが、その「何度もぶつかる壁」は、いわば自分らしさを形成するひとつの要因にもなっていると思ってます。

一見「人付き合いが苦手」や「自信がない」というのは欠点に思えるし、それをプラスに転換しなければならないような気がしてしまうけど、実はそんなこともないのかもしれない。

「ダメなところだ」と隠そうとせずに「活かしてみよう」と思うようになってから、随分とラクになった気がします。

その壁について考えることが、この人生のテーマなのかもしれない、ということです。

また、その壁にぶつかってきた自分だからこそ、できることもたくさんあると思っています。

例えば、

▽たくさんの人と関わるのが苦手

  • 少数の人と深く関わるのが、わたしのテーマなのかも。
  • 同じような人もいるだろうから、そういう人にとって安心できる場をつくりたい。

こういう発想の転換。

もうひとつの「壁」も、こうやって考えるようになりました。

▽自分に自信がない

  • 自分を嫌いなのはつらいから、どうしたら好きになれるか考えるのがテーマなのかも。
  • そんなわたしだからこそ、誰かに伝えられることがあるんじゃないか。

むしろ隠したい部分こそ、自分の魅力かもしれない

「周りのみんなと同じ生き方」を目標にしていたら、人付き合いが下手なのも、自信がないのも、ただの欠点だったかもしれない。

でも「それが自分の、この人生におけるテーマなんだ」と考えたら向き合い方も変わるし、それをテーマに据えられる生き方を選ぶようにもなる。

人付き合いが下手で、自分に自信がなかったから、いろんな壁にぶつかってきたけど、その壁にぶつかってきたことを活かせる道もあるんですよね。

そして、それらを「ダメなもの」とフタをするんじゃなくて、テーマとして向き合う決意をすることで、選びる道もある。

素晴らしい人格とか、褒められる行いとか、そういうのばっかりが「自分らしさ」ではないんだと思います。

むしろ、自分がダメだと思うところ、苦しんできたこと、ぶつかってきた壁によって形成されてきた魅力が、人を引き付けるんじゃないかな、と思ってます。

 

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