誰かが「ちょっと無理そうだな」という新しい挑戦をし始めた時、自分はどう思いますか?
いやー無理でしょ、でも本当はちょっとおもしろそう、でもでもそんなことは実現できっこない。
わたしは、そう思ってしまうタイプの人間でした。
他の誰かがやることに対して批判的に見るクセがついてしまうと、自分が何かやろうとした時にも批判的に見るようになってしまいます。
それだけでなく、「(自分のような)人に批判されたらイヤだな」と思って、どんどん消極的になっちゃうんです。
批判・批評がカッコイイという誤解
中学でも高校でも「毒舌なツッコミをするよね」と友達から言われたように記憶しています。
自分の中でも、なんとなく「客観的に批評できる自分カッコイイ」みたいなのがあったんだと思います。
誰かの意見に対して問題点を指摘するのって、頭良い風に見えがちじゃないですか。
自分は何のアイディアも出さずに、問題点を指摘しているだけ。そういうことが多かったと思います。
でもぶっちゃけ、批判とか批評だけするのってダサいんですよね。今は、それがわかります。
客観的に問題点を発見できるのは長所だと思いますが、それができるのは、誰かがアイディアを出してくれたから。
自分でアイディアを出すことなく、ひたすら人のアイディアについてトヤカク言っていたワケです。
ずーっとそうやってきたことにより、わたしは自分でアイディアを出すことができなくなっていました。
いや、もうちょっと丁寧に言えば、アイディアはあるんだけど、批判されるのがこわくて口に出せなくなってしまったんです。
批判ばっかりしていたことで、「こんなこと言っても、誰かから批判されてしまう」というブレーキがかかってしまうというか。
こうなってしまうと、もう自分がやってみたいことにチャレンジするのも難しいし、新しくひらめいたアイディアを実践することもできなくなります。
批評されるのがこわいという “足かせ” を外す方法
ただ無難に、批判されないように過ごすだけ。そして批判を続けるだけ。
このサイクルを崩すためには、まず自分が誰かを批判することをやめる必要があります。
自分が誰かを批判する限り、自分自身がチャレンジすることへのハードルを上げることになって、挑戦ができなくなるんです。
まずは、自分で自分の首を絞めていることに、気付きましょう。
もしすぐに行動を変えられるのなら、その勢いで自分も新しいアイディアを口に出してみると良いと思います。
「こんなこと言ったらバカにされるかな‥‥」なんて心配せずに、
「こんなことやってみたい!」とか「こんなアイディア思いついたよ!」と発信してみるんです。
でもこれって、今までチャレンジできなかった人からすればとても難しいことですよね。
「そんなのできないよ‥‥」という場合は、次に誰かがアイディアを持って話しかけてきた時に、批判するのではなくこう言ってみましょう。
「そうなんだ、おもしろいかもね」
内心はそう思ってなくても、良いです。とりあえず、そうやって反応してみる。
それを続けていたら、自分に対するハードルもどんどん下がっていくし、意外に批判せずに賛同したり前向きに考えたりしている人が多いことに気付くはずです。
まとめ
「こんなこと言ったら、バカにされるかな?批判されるかな?」とか、
「言っても、誰も賛同してくれなかったら恥ずかしいな」とか、
こういう考えは、自意識過剰なんだなって気づきました。
たしかに批判してくる人はいるし、自分が「こんなことやりたいな~」と言ったことに賛同者が現れない時だってあります。
でも、それをウジウジ気にしているのって、自分だけなんですよね。
批判してくる人も、たぶん1ヶ月たったら忘れてるでしょう。3日後にも覚えてないかもしれませんね。
「批判されるかもしれない」と考えてしまって身動きがとれなくて苦しいのは、自分で自分の首を絞めているだけかもしれないってことに、気付くとラクになります。
わたしも批判マインドを捨てて踊る阿呆になる練習中ではありますが(笑)、どんどんアイディアを口に出してみている今の方が、断然楽しいですよ!
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