
周りの人が目標を達成するなど「嬉しい知らせ」を聞いた時。
純粋に喜びたいのに、
- 「うらやましいな」
- 「わたしも頑張っているのにな」
みたいな気持ちになることがあります。
そんな気持ちのせいで素直に祝福できない自分も、いやだなぁ‥‥と思ってさらに落ち込んだり。
そういう嫉妬心に対する向き合い方について、わたしが意識していることを書いてみます。
「うらやましい」のポイントを考えてみる
「なんで、うらやましいと思ったんだろう?」を、まず分析することにしています。
- 自分の方が長く続けてきたのに、その人の方が先に目標を達成したから
- 自分がとても力を入れていることだったから
などなど、「うらやましい」のポイントは様々かもしれません。
しかし、嫉妬の原因は「わたしも、頑張ってるのにな‥‥」に集約できるような気がします。
マイナス感情を持つことは悪いことだ、と考えがちですけど、こういう気持ちは無視しない方が絶対にいいです。
無視してしまうと、ネガティブな気持ちがどんどん心の奥底に溜まっていって、いつか爆発しちゃうんですよね‥‥。
ということでわたしは、嫉妬の理由・原因に気がついたら、こんな風に向き合ってます。
- 頑張ってる自分を認めてあげる
- 他人と比較した目標達成の早さは、自分の幸福とは関係がないことを思い出す
誰かより早く何かを達成したり、他人より優れることが、人生の目的ではありません。
わたしの場合「毎日たのしく生きる!」が最大の目的であって、目標や結果はその手段でしかないんです。
自分の気持ちが拗ねてしまわないように、ちゃんと認める。そして、本来の目的を思い出す。これが大事だなと思います。
「いいね!」することで、自分もその目標に近づく
嫉妬やうらやましさって、憧れの感情の裏返しだと思ってます。
以前ブログにも書いたんですが、「憧れ」って自分とその人に共通点があるからこそ生まれる感情です。
だから、誰かが何かを達成したことに対して憧れ(嫉妬心)を抱いたならば、自分もそれを達成できる可能性があるってことだと思います。
ただ、その可能性を実現できるかどうかは、「憧れ」を感じた時の以下の2つの対応によって分かれます。
- 喜びを共有し、応援しようと思える
- 相手の足を引っ張り、失敗させようとする
どちらの方が、自分が目標達成の可能性を上げると思いますか…?
って、聞くまでもないですよね。もちろん(1)です。
(2)の対応は「自分はもう、そちら側のステージには立てない」とあきらめているのと一緒。一番やっちゃいけないパターンだと思います。
でも、すぐに全力で祝福できるほど心が広くない…そんな時は?
うらやましさや嫉妬心が邪魔をして、すぐには素直に喜べないことだってあります。
そういう時は、SNSなら勢いで「いいね!」を、対面ならちょっと無理してでもほほ笑んで「おめでとう」を言います。
そして自分の気持ちと向き合い、認め、整理がついてからメッセージを送って祝福したり、応援する気持ちを伝えたりすればいいんです。
相手に伝える時は、なるべく正直に言うようにしています。
おめでとう、全力で応援するね、と伝えたあとに、「わたしもその目標を達成したいから、頑張るね!」という感じ。
おわりに
わたしの周りにいる人は素敵な人ばかりなので、それこそ「憧れ」と表裏一体の「うらやましさ」を感じることなんてしょっちゅうあります。
その嫉妬心と、どうやって付き合えば自分も前に進めるのか。考えた結果このスタイルになりました。
もし同じように悩んでいる人がいたら、ぜひ一度実践してみてください!

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