何かを始める時、慎重な人ほど
- もっと上手くなってからにしよう
- もっと結果を出してからにしよう
と思ってしまいがちです。
でも、その思考だと、いつまでたっても一歩踏み出せないんですよね。
自分が納得するほど上手になるのってなかなか難しいし、「結果」をベースにしてると、自分より上に誰かがいる限り「もっと結果を…」と思い続けてしまうから。
何者でもない自分だからこそ、生み出せるものもある
何者かになってから動き始めるのではなく、今の自分のまま始めてみるのがいいと思っています。
むしろ、まだ上手くない、一流じゃない、何者でもない自分だからこそ生み出せるものも、あるんです。
例えば、わたしは今「取材ライターの頭の中」という有料マガジンを書いています。内容は「わたしの取材の仕方」について。
でも、わたしはまだ取材を始めて3年にも満たないライターだし、本来この内容はベテランライターが書いた方が価値が高いのかもしれません。
しかし、現在1,800円で販売していますが、それでも読んでくれる人がいるのです。
それは、ベテランじゃない「今のマツオカミキがどうやっているのか」に興味を持ってくれる人がいるからだと思います。
もっと言えば、このブログを始めた時、今よりももっとライター歴は浅かったにも関わらず、既に当時から「ノウハウ」っぽいことを発信してます。
今見返すと駆け出しっぽさ満載でちょっと恥ずかしいんですけど、それでも、読んでくれる人がいたんですよね。初心者がどうやって始めたのか、どんな壁にあたるのかが、誰かの役に立ったのだと思います。
上手くなってから、すごくなってからじゃなくても、今からスタートしていい。
何者かになったら始められるのではなく、今から始めるからこそ世界が広がるんです。
おわりに
先日、RADWIMPSのボーカル・野田洋次郎さんも、こんなことをツイートしてました。
作詞作曲のやり方みたいなのをいまだにたくさん聞かれます。正直答え方は五万とあるし、ある意味正解はありません。
1つ言えるのは結構皆さん考えすぎて手が止まってしまってるな、ということです。
「何から書いていいかわからない」「どんなコードを弾けばいいかわからない」— Yojiro Noda (@YojiNoda1) 2018年12月3日
一番最初からすごい曲が書ける人はおそらく何万人に1人もいません。まずは書いてみてください。今日あったこと、好きな子への手紙etc。そしてコードも3コード、4コードで構いません。そしてそれを録音して聴いてみてください。たくさん世の中に溢れる曲の1つとして。すると自然と何かが見えてきます。
— Yojiro Noda (@YojiNoda1) 2018年12月3日
その曲が売ってたら自分は買いたいか。自分はその曲で感動したか。自分が好きなアーティストの曲と何が違うか。何が足りないのか。逆に好きだった言葉、メロディーはどれだったか。そうやって気づいていくのが第一歩だと思います。まずは、やってみる。それからです。
— Yojiro Noda (@YojiNoda1) 2018年12月3日
偉そうに言ってますが、いまだに僕もまだまだ分からないことだらけです。ずっとのたうちまわって作ってます。ほんとに。でも長年やってきて体得した感覚もたくさんあります。まず「その曲で自分を少しでも感動させられるか」
僕もまだまだ頑張ります。頑張りましょう、お互いに。— Yojiro Noda (@YojiNoda1) 2018年12月3日
ライターとして書く記事も、ブログも、SNSの発信も、商品づくりも、全部一緒だなと思います。
「とりあえずやってみる」ができる人ってそんなに多くないからこそ、勇気を出して一歩踏み出せる人の価値が、とても高まるんですよね。
もちろん、やってみた結果、上手くいかないこともあります。
でも、そんなの一瞬恥ずかしいだけです。みんなすぐ忘れるし。むしろ、そうやって失敗することで、次のステージに進む権利をつかむようなイメージです。
小さくていいから、今から始めてみよう。
とりあえず、やってみよう。
そうすることで、自分が想像もできない世界が、開けていくはずです。
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