自分で商品をつくって販売する時、何をつくるか、誰に使ってほしいか、いくらで売るのか、を考えます。
モノ・サービスを商品とする場合もそうだし、スキルを販売する場合も、同じく。
この「何を・誰に・いくらで」を考える時に、誰にどれぐらい喜んでもらいたいのかを出発点にするようにしています。
儲けたい、稼ぎたいからスタートすると上手くいかない
商品を販売する時、「売上目標」から設定して、内容や価格を決めて行く方が一般的なのかなと思います。
ただ、わたしはどうしても数字を目標にするスタイルがしっくりこなくて…。
収入やPV数などを目標にすると、モチベーションが全然上がらなかったんです。また、それで動いてみても、上手くいかないことが多く。
例えば、自分が手にしたい金額(利益)から、販売額や内容を考えた商品・仕事は、たいていあんまり必要としてもらえませんでした。
その理由を自分なりに分析してみると、
- 届けたい人を置き去りにしてしまう
- 自分の利益を中心に考えてしまう
からなのかな、と。
自分が儲けたい、稼ぎたい、そこからスタートすると、相手よりも自分の方に矢印が向かってしまうというか。
そこで、わたしが考える基準にするようになったのが「誰にどれぐらい喜んでもらいたいのか」です。
「喜び」基準で考えると自分本位になりにくい
仕事はすべて、誰かにとってプラスを届けるためのものだと思うので、
- それは誰が喜んでくれるのか
- どれぐらいの喜びを届けられるのか
を、考えるようにしています。
「相手が喜んだ姿」を基準に考えると、思考の矢印がつねに相手に向くので、自分本位になりにくいように思います。
自分本位とは、「自分がいくら稼ぎたい」とか「これを商品に組み込みたい」など。相手が喜ぶかどうかを基準にすることで相手基準で考えることができ、「喜ばれないであろう部分」をカットすることができます。
もちろん仕事なので、お金や数字についても考えます。その時も「喜び」基準。
- その人に喜びを届けることで、どれぐらい払ってもらえるのか
自分が手にしたいお金から逆算するのではなく、相手の立場になって考えてみます。
※お金に対する考え方は、こちらの記事に書いています。
もしもそれでは利益が出ない、生計が立てられない…となる場合は「届ける相手」「喜びの大きさ・切り口」を再検討する必要があります。
間違っても、届ける相手や喜びの大きさをそのままに、金額だけ変えることはしないように、気を付ける必要アリ。
おわりに
数字を目標にするのではなく、届ける喜びを基準に考える。
自分はその方がモチベーションが上がるし、上手くいきやすくなって、結果的に数字も増えています。
もしもわたしと同じような人がいたら、数字とは別の切り口として「誰にどれぐらい喜んでもらいたいのか」を考えてみるのも、おすすめです。
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