頼まれたわけでもなく、お金がもらえるわけでもないのに、ずーっと考えてしまうテーマってありますか?
たぶん、誰しもあると思うんです。例えば、小説とか、音楽とか、経済とか、政治とか、なんでも。
この「頼まれてないのに、ずっと考えているテーマ」を仕事にすることが「好きなことを仕事にする」なんじゃないかな、と思いました。
「考えるのが好き」という視点を持つメリット
「好きなことを仕事にしたい」と考えるとき、切り口が「行動」になってしまうことが多い気がします。例えば、
- 料理をするのが好き
→料理家・シェフ - 文章を書くのが好き
→ライター・小説家 - 野球をするのが好き
→野球選手
のような。行動ベースで考えると、行動と直結する職業にばかり目がいってしまうんですよね。
もちろんそれも切り口のひとつとしては良いんですが、別の視点として「考えるのが好きなこと」もあっても良いかな、と。
例えばわたしは、言葉の影響や、人の心理について考えるのが好きです。
何か感動する言葉に出会った時、「なぜこの歌詞は、こんなに響くんだろう?」「どうしてあの人が言うことは人を動かすんだろう?」と考えます。
心理については、大学で社会心理や心理学を学んできたし、先日こちらの記事でも書いたように、小学生の頃からのテーマでもあります。
いま、わたしは文章を書く仕事をしていますが、それで毎日が楽しいのは、「言葉」と「心」についてずーっと考えていて良いからだと気付きました。
「お金」から考えない方が「好きなことを仕事に」を実現しやすい
お金とか関係なく、ずーっと考えていられるテーマを仕事にするのって、たぶんめちゃくちゃ強いんですよね。
仕事って、基本的に「考える」が中心ですから(作業以外は)、考えるのが好きな人は絶対に伸びます。しかも、ずーっと考えていることなら、思考も深いはずだし。
逆に、「(お金をもらえるなら)やりたい」と思うことは、たぶんそんなに好きじゃないのかもしれないな、とも思います。
もちろん仕事だからお金について考えることは大事だけど、それだけじゃ味気ないなー。
お金については、こちらの記事にも書いてます。
おわりに
わたしが今やっている仕事、ライターという職業、ブログを書くことは、「言葉」と「心」について深く考えるための手段でしかないんだと思います。
「考えるのが好きなこと」という切り口で仕事を選ぶと、仕事自体が「好きなことをずーっと考えて楽しく過ごすための手段」になります。
あなたにとって、お金をもらわなくても、頼まれなくても、ずーっと考えているテーマは何ですか?
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