「わたし、今、誰からも必要とされてない」
自分はひとりぼっちで、もしも今死んでも、泣いてくれる人なんかいないんじゃないか…
そう感じて、胸が苦しかったあのころ。
自分には “必要とされるだけの価値なんてない” とも思っていたし、それゆえに、どうすればこの寂しさが解消されるのかもわからなかった。
「…でも、本当は誰かに必要とされたい」
そうやってもがきながら、ずーっと考えてきて、わかったこと。
人から必要とされたいのなら、まずは自分を発信しなければならないということ。
それらを実践してきた結果、今のわたしは当時のように虚無感や孤独を感じることがまったくなくなったのだけど、今回はその「必要とされたいなら、まずは自分を発信すること」について、くわしく書いてみます。
「誰からも必要とされてない」と感じる人が忘れていること
「誰からも必要とされてない」と感じていたとき、わたしはただ待っている状態だったと思います。
ただただ、見つけてほしい、必要としてほしい。そんな風に他人に求めてばかりで。
今のわたしは、誰しもが「誰かしらにとって必要な人」だと、ハッキリと思っています。
誰からも必要とされない人なんて、いないはず。わたしのことを(そして、あなたのことを)必要としている人が、この地球上のどこかに必ずいる。
ただし、そのような「必要としているはずの人」も、わたしが「自分はここにいるよ!」と発信していないと、見つけられないと気づいたんです。
「自分」を発信することがスタート
自分を必要としているはずの人に、自分を見つけてもらうには。
自分はどういう人で、どういう考え方をして、どんな人にとって必要としてもらえるのか、まずは自分からアピールする必要があるのだと思います。
- わたしはこういう人だよ
- こういうことが好きだよ
- こういうことができるよ
- こういうことを経験してきたよ
あのころのわたしは何も発信していなかったから、当然誰からも見つけてもらえなくて「どうせわたしは、誰からも必要とされない」と不貞腐れていて。
自分を必要としてくれる人が、ちゃんと自分を見つけられるように。
まわりの人に伝えたり、SNSで発信したり、今は伝えられる手段がたくさんあるのだから、まずは自分から発信することがだいじだと思うんです。
「誰からも必要とされてない」と思っていた自分が発信してみた結果
「まずは自分から、伝えていかねば」と気づいてから、わたしは「自分」を言葉にして伝える努力をしました。
SNSやブログで自分の考えや、これまでやってきたこと、好きなことを発信してみたり。
まわりの人に、できることや、これからやりたいことを伝えてみたり。
最初はほとんど反応がなかったけれど、少しずつわたしのことを見つけてくれる人が現れて。
今わたしは、あのころのように「誰からも必要とされてない…」なんてことは、頭の中に浮かんでこなくなりました。
ここまでこれたのは、ちゃんと「自分」を伝えて、見つけてもらう努力をしてこれたからなのかなあと、思っているんです。
「誰からも必要とされてない」なんて、無い。
自分には何も特別なものはないし、「自分」を発信したところで、誰からも必要とされないんじゃないか。
有名人でも、すごい人でもないし、誰も「自分」になんて興味をもってくれないんじゃないか。
最初は、そう思っていました。
でも実際、必要としてくれる人はちゃんといたんです。
有名人でなくても、すごい知識や才能を持っていなくても。
自分の経験や知識、考え方を必要としている人は、絶対にいる。
そのひとつの切り口として感じたのは、人は自分の一歩先にいる人から勇気をもらうんだなあということでした。
一歩先を行く存在は、勇気になる
「自分の今」を発信することが、これから進もうとしている人の役に立つ。
そう考えると、誰もが誰かにとって「一歩先を行く存在」であって、そういう意味でも「必要としている人はいる」と言えるなあと思ったんです。
- まったくの初心者から英語を勉強し始めた
⇒これから勉強しようとしている人の一歩先にいる - 会社で働いている
⇒これから社会に出ようとしている就活生の一歩先にいる - 悩みや挫折を克服した
⇒今悩んでいる人の一歩先にいる
ちょっと前の自分と同じ状況にいる人に向けて、情報や経験を発信してみるのもいいと思います。
人は、一歩先にいる人の行動を見て勇気づけられ、実際に行動を起こすことができるのだから。
必要とされてないのではなく、見つけてもらえてないだけ。
「誰からも必要とされてない」と思っている人は、本当に必要とされていないのではなく、必要としている人に見つけてもらえてないだけです。
そう気づいてから、「自分」を言葉にして伝えるようになり、その結果自分の経験やスキルを必要としてもらえたり、考え方をこうしてブログなどで読んでもらえたり。
まず、必要とされるために自分から動くこと。
「自分」を発信して、本当に必要としているはずの人に、見つけてもらうこと。
この考え方が、今「誰からも必要とされてない」と悩む人の参考になったら嬉しいです。
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