仕事がつらい、会社から消えたいと思ったらやるべきこと―新卒2年目会社員の経験談

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「会社がつらい、消えたい、もう何もしたくない」

朝、会社に入る前に涙がこみ上げてくる。

頑張ろうと無理をしてココまできてしまったとしたら、ちょっと立ち止まってほしいのです。

新卒2年目、わたしは毎晩泣いていた

新卒で入った会社では、経理部に配属されました。

1年目はなんとか頑張って乗り越えたものの、2年目に入って身体に違和感を持つように。

 

常に頭が痛い。ボーっとする。

胃が痛いと感じることが増えていく。

めまいの頻度も増えていく。

悲しくもないのに、毎晩涙が出てくる。

すべてのことがマイナスにしか考えられなくなる。

仕事に支障がでるほどの頭痛。

そしてついに、眩暈で倒れる。

 

原因は、主に仕事内容への不満でした。そして少しだけ、職場の人間関係も。

ストレスや我慢が重なりに重なって、それが自分の身体をゆっくりむしばんでいくような感覚。

あの時のわたしは、「せめて周りに迷惑をかけないように」「自分が自分であるように」といっぱいいっぱいでした。

わたしが抜けることで、職場の先輩方に迷惑をかけたくない。

せっかく入社した会社を辞めて、親に心配をかけたくない。

同僚や友達から「かわいそうなやつ」だと思われたくない。

ちょっとした無理をいっぱい重ねて、わたしは自分の心の限界を超えてしまったんです。

 

相談なんて、簡単にできなかった

こういう時は誰かに相談するのが一番良いとはわかっていても、わたしはなかなか相談できませんでした。

心配をかけたくないのと、その場を暗い雰囲気にしたくなくて、「やめたい」と思っていることも精神的にギリギリだということも、最初は相談できなかったんです。

身体に異変を感じてからしばらくは、恋人や友達、同僚に「やめたいわ~」と冗談で言う程度。

いよいよヤバいなって思ってメンタルクリニック(心療内科)に行ってみた時も、なかなか親や恋人に言い出せず。

ようやく「結構ヤバい」と言った時も、心配をかけたくなくてなるべく明るく、軽く言ったような気がします。

上司に報告した時も「もう一度考え直して」と言われて「そうですね…」と答えてしまいました。強く言えなかったんです。

それだけハードルが高いんですよね。自分の心理状態を誰かに言うのって。

もし同じように相談できずにひとりで抱えている人がいたら、メンタルクリニックで心理カウンセラーさんとお話するのをオススメします。

わたしの場合はうつ病ではなく、病名で言えば適応障害です。職場に適応できず、心が壊れてしまった状態です。

※参考:適応障害│厚生労働省

カウンセラーさんとお話するだけでも気持ちが整理できます。

とにかくひとりで抱えていては、現状はなにも良くなりません。

 

好きなこともできなくなった

衝撃的だったのは、大好きだった曲が聞けなくなったことです。

わたしは J-ROCK が好きで、けっこうジャカジャカした音楽を聴きます。

でも当時は、ジャカジャカした音が聴けなくなったんです。

音に敏感になって、聴いてると頭の中がワーってなっちゃう感じ。

それと、本が読めなくなりました。字が並んでると、これまた頭の中がいっぱいになっちゃって。

好きなことができなくなるまで自分を精神的に追い詰めてしてしまったこと、本当に後悔しています。

 

時を同じくして、同僚2人も壊れていった

ほぼ同じタイミングで、同期入社の同僚2人も同じような状況に陥っていました。

彼女たちも頑張りすぎて、無理しすぎて、ひとりで抱え込んでしまって、うつ病や適応障害になってしまったんです。

印象的なのは、会社を辞める前に最後に会った時も、わたしを含め3人とも笑顔だったということです。

適応障害やうつ病だったわたしたちが、本気で笑顔なワケがありません。

3人とも、人と会っている時は無理して笑顔をつくるんです。

だから、周りの人も気付けないんですよね。だって見た目は、笑ってるんですから。

無理すればするほど、心がつらいです。

 

「仕事がつらい」「会社から消えたい」と思ったらすべき3つのこと

会社に行くのがつらくなっても、わたしの場合すぐに会社を辞められるワケではありませんでした。

人事からの引き止め、仕事の引継ぎ……なんだかんだめまいで倒れてから3ヶ月ぐらいはかかりました

その間、心に元気を取り戻すために実践した方法を3つご紹介します。

 

1.職場の情報を遮断する

会社に行けなくなってからは、同僚の名前を聞くことですらツラかったです。

わたしは恋人(今は夫)が社内の人間だったので、遮断するのはなかなか難しかったのですが……。

それでもSNSをやめ、会社の近くを通る道を避け、仕事のことを考えるのもやめました。

「わたしがいなくて、迷惑をかけているだろうな」とか、そういうことは考える必要ありません。

会社は、自分がいなくてもなんとかなるもんです。

わたしが急に会社に行けなくなった日も、なんだかんだで業務は完了したそうですし。

当時わたしは新卒2年目でしたが、新卒社員が1年でできるようになったことなんか、ベテラン社員はすぐできるようになります。

前任者が社内にいれば、ある程度把握することもできます。

そうでなくても、上司は仕事内容ぐらいはわかるでしょう。

そこは心配する必要はありません。今は、自分の身体だけ、自分のことだけ、考えれば良いのです。

 

2.「いまココ」だけ考える

「このままではいけない」「この先どうしよう」そんな不安を持ってしまったのですが、

「いま、この時」だけに集中するようにしました。

一番ひどかった時は半年先の予定まで気にしてしまっていたので、手帳を捨てました。

スマホのスケジュール管理アプリも消去しました。

いま現在の自分を幸せにすることだけを考えてください。

何度も深呼吸して、頭の中の雑念を取っ払って、「いまココにいる自分」だけを考えます。

「食べたいな」と思うものがあれば、食べれば良い。

もしずっと寝たきりだったのに「外に出たい」と感じたら、「外に出たいって思えた自分」を全力で喜べば良いんです。

 

3.自然の中に身を置く

どこに身を置くかは、とっても大事です。

部屋の中が暗かったり、暗い色の家具ばっかりだったりすると、心も暗くなります。

明るい場所、特に公園とか自然の中がおすすめです。

わたしは会社に行けなくなった数日後から、毎日公園に行くようにしました。

ノートとペンだけ持って、公園のベンチでボーっとする。

家にいるとテレビやスマホから、必要じゃない情報がいっぱい入ってきちゃうから。

太陽の光を浴びるとか、緑に囲まれるとか、花や鳥を見るなんてことが大事なんです。

ちなみに会社を連想しないような環境に身を置くことも大事です。

わたしと同じタイミングで適応障害・うつ病になってしまった同僚2人は、片方は東京を出て実家のある地方へ、片方は海外へと身を移しました

特に適応障害の場合、適応できないのは「その環境」だけです。わたしの場合は「職場・仕事」です。

そこからしばらく離れていれば、症状はなくなります。ふつうの生活を送れるのです。

 

 

背負いすぎる必要はない、休むのは悪いことじゃない、人生は一回しかない

わたしは、自分が完全に壊れてしまう前に自分の身体が悲鳴を上げてくれて良かったと思っています。

会社を辞めるというのは、なかなか難しいことですよね。

「会社を辞める=ダメな自分」と思ってしまっている人もいるかもしれません。

でも、そんなことない。その会社以外にも、いっぱい働き方はある。

そしてなによりも、仕事なんかよりも、自分が生きているってことが大事です。

生きていれば、また新しくなにかを始めることができます。

一回しかない人生を、仕事なんかで潰す必要はないんです。

 

会社を休んでも良い。

辞めても良い。

しばらく休養をとっても良い。

 

会社を辞めて、少し休んで、また歩き始めたわたしは、今フリーライターとしてとても楽しく仕事をしています。

会社に属さなくても、自分らしく働く方法なんていっぱいあります。

ジャカジャカした音楽を聴くことも、本を読むことも、人と話すことも全力で楽しめます。毎日が楽しいです!

ちなみに同じタイミングでやめた同僚たちも、今では転職して新しい会社で働いていると聞いています。

一度つまづいたからって、人生終わりではないんです。

 

今、ここにいる自分を大切に。

頑張りすぎて無理をしている人に届くと嬉しいです。

 

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