「たいしておもしろくないけど、とりあえず笑っておこう」
こんな感じで、愛想笑いばっかり上手くなってしまいました。
会社員時代の上司のオヤジギャグでも、それなりの笑顔でツッコミ入れてました(だからオジさんウケ良かった)。
めちゃくちゃ無理してたワケじゃなかったんだけど、「笑っておこう」っていう考え方は自分にウソをついている感じがして。
それで、無理して笑うのをやめてみたんです。
どうして無理して笑顔をつくってしまうのか
たまに、「あんまり他人に興味なさそうなのに、結構空気読むよね」と核心をついてくる人がいます。
そうなんです、わたし意外に空気を読もうとしてしまうタイプです。
それが良いか悪いかはちょっと置いといて、「悪い空気にしたくない」という気持ちが「無理に笑顔をつくる」ということに結び付いてしまうんだと思います。
「今ここで私が笑っておけば、その場の雰囲気が良くなるよな」って。
その積み重ねで愛想笑いが上手くなってしまったため、まわりからの印象も「よく笑う子」になってしまいました。
もうこうなったら、つくり笑顔のやめ時がない‥‥!
自分の中でもつくり笑顔が当たり前になっていたし、わたしがそうすることでその場も上手くいっているように見えたから、そんなに苦ではなかったです。
ただ、自分にウソをついている感じは、ありました。
だから、やめてみた。
会社を退職したあと別の会社に派遣として行くことになった時に、「ここでは、愛想笑いはやめよう」と決めてみました。
別に苦ではなかったのだけど、もし「自分にウソをつく行為」によって自己肯定感が下がってしまっているとしたら?
そんな風に考えたんです。
新しく派遣で入った会社では、誰かが独り言のようにオヤジギャグ的なことを言っても、本当にクスっとこない限りは、わたしは笑いませんでした。
そうするようになって気付いたことがひとつ。
実は、わたし以外の人たちは全然笑ってなかった‥‥!!!
なーんだ、わたしが勝手に「笑わなきゃいけない」と思っていただけで、意外とみんな笑ってなかったんだな。
おもしろくないなら笑わないっていうのは、冷たいっていうのとは違うんだな、と。
それと、逆にわたしが「この人、何を言ってるんだろう」的なリアクションをすることで、その後の笑いにつながることもありました。
わたしは丸顔だから穏やかに見えるのか、「穏やかなマツオカさんですら、笑ってないよ!ヤバいよ!(笑)」みたいな雰囲気に。
それでわたしがハブかれることもなかったし、「あの子笑わなくてイヤな子ね」みたいなのも言われなかったです(たぶん)。
愛想笑いをやめてみた自分の実感としては、
もうめっちゃラク!!!でした。
無理して笑っていた時も別にそんなに苦しくはなかったけど、実はそれは慣れちゃっていただけで、本当は心が苦しかったのかもしれないなと思いました。
まとめ
わたしは環境の変化をきっかけに、自分のスタンスを変更してみました。
それまでと同じコミュニティの中で急激に変更してしまうと、「昨日までめっちゃ笑ってたのに、どうしたの?具合悪いの?」と言われてしまうような気もします。
少しずつやめていくか、環境の変化をきっかけにしてみるか。
どっちにしろ、無理して笑わなくても、そんなヒドい結果にはならないと思います。
むしろ無理して笑うのをやめることで、「わたし、自分に正直に生きてる!」と思えるようになるので、このメリットのが大きいはずですよ。
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