「当たり前のこと」って、知ってはいるけど、実感とか実践できていないことってよくあります。
腑に落ちていないというか。
いろんな本で読んだし、誰かも言ってたし、「そうだよね」とは思っているんだけど、結局は腑に落ちてなかったら意味がない。
腑に落ちると、自分事として考えられるようになる
ビジネス本とか、自己啓発本とか、ブログとかもそうだと思うんですけど、大体の場合そんなに目新しいことは言っていないですよね。
同じことを、切り口を変えて、何度も何度も繰り返しているような感じ。
このブログもなるべく毎日更新してますが、実は「結局言いたいこと」はだいたい同じ。
切り口を変えて、見せ方を変えて書いているだけです。
でもそうやってあらゆる角度から何度も同じ情報に触れることで、腑に落ちるタイミングがやってくると思うんですよね。
「ああ、そういうことか!」って思うタイミング。
どの切り口で伝えたら腑に落ちるかは人によって違うし、それまでにどれだけの時間がかかるかも人によって違うと思うんですけど。
「ああ、そういうことか!」と思うと、自分事で考えられるようになって、ちょっと視野が広がる感じがします。
「ゴールから逆算しよう」が腑に落ちた瞬間
なにか目標があった時、「ゴールから逆算する」って割とメジャーな手段ですよね。
わたしも塾講師として生徒たちに「ゴールから逆算して、いま何をすべきか考えよう」って言ってました。
勉強においては、ゴールから逆算するの、得意です。今までもずっとそうやってきたし。
ただ、フリーライターとしての働き方では、実践できてなかったんですね。
いまの働き方で「ゴールから逆算」が腑に落ちたのは、最近読んだこの本のおかげでした。
『実践! 世界一ふざけた夢の叶え方』です。
2作目らしいんですけど前作読んでないし、この3名の著者のことまったく知らないんですけど、最近難しい本ばっか読んでたせいで「軽い本が読みたい!」という衝動で買った本です。
中身は想像どおり軽かったです。パラパラっと読めます。そして登場人物もチャラかったです。
でも、主な軸は「夢をゴールから逆算して叶えるための考え方」で、これまでもたくさん語られてきている真理的なテーマ。おもしろかったです。
不覚にも(?)この本で「腑に落ちた」んですね。ゴールから逆算する方法。
この本では、10年後の自分を描くことから始めます。
10年後ってイメージできます?わたしは全然できません。
できないからこそ、自由に、そして無制限にイメージできるという逆説的なことが書いてあります。
10年前、あなたは何歳でしたか?
そのときを振り返って、いまの自分を想像できましたか?(中略)
仕事だって、住まいだって、家族だって、10年前からは想像できない未来に僕らは生きているのです。
(本書p64より引用)
当然、あなたの描く理想のライフスタイルだって、「そんなのはムリだ!」なんて、誰にも否定はできません。
(本書p65より引用)
ここら辺の文を読んで、「たしかに」と腑に落ちました。
さらに章ごとのワークを実践していく中で、「ゴールから逆算」の意味がよくわかりました。
「知ってる」と「やってる」は全然違うなと思った
たくさん本を読んでいると「知ってる」ばっかり増えていくし、
いろんな人の人生を見ているとこれまた「知ってる」が増えていくんですけど、
実際に腑に落ちて、ちゃんと自分事にして「やってる」とは大きな差があるなと思いました。
「知ってる」って結構こわいですよね。
それだけでなんとなく「自分スゴイ」って思っちゃうこともあるかもしれないし。
腑に落ちるまでは、その情報をモノにしていないってことなんだな
と、改めて感じました。
▼この本、マジメな文読み飽きたな~ゆるっとポジティブに未来を考えたいな~という人にはオススメです!おもしろかったですよ。
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