「フリーランスは、会社員の働き方とは違う」
わかっていても、気付くと「毎月コンスタントに収入を得なければ」と焦っていたり。
フリーランスなんだから、月収ベースで毎月コンスタントに結果を残すことに固執しなくても良いんですよね。
月収より年収ベースで考える
毎月一定以上の額が入ってくることに安心してしまうのは、会社員だった頃の名残かもしれない。
それと、ライター駆け出しの頃は生活費を稼ぐので精一杯だったこともあって、そういう考え方を引きずっているところもあるかもしれない。
継続でまとまったお仕事をもらって執筆しているライターさんは、月収ベースの考え方でも良いと思う。
ただ、わたしは単発のお仕事がほとんどなので、月収で考えると不都合がたくさん出るなって、やっと気づいた。
極端な例を言えば、100万円分受注する月もあれば、15万円分しか受注しない月もあるといったような。
月をまたぐ仕事も多いし、一件一件の単価が大きくて、毎月発生する案件じゃないことがほとんど。
月収ベースで「毎月いくら以上稼ごう」と考えてしまうと、
15万円の月は「あぁ、今月は目標達成できなかった‥‥」と落ち込むし、
100万円の月は「やっほう、目標をめっちゃ超えた!」とテンションは上がる。
だいたい交互にこの波がくるので、月収ベースで考えるとあきらかに情緒不安定になる。
いや、そりゃあ毎月一定以上の収入があれば一番良いんだろうけど、最終的に年収ベースでしっかり生きられるならそれで良いんじゃない?と思うようになりました。
フリーランスは、波があってOKな働き方
「年収ベースでいっかぁ」と思えるようになったのは、ある程度収入が得られるようになったからだと思います。
去年のこの時期とかは、まだライターを本業にしたばっかりで、やっぱり月収目標を立ててたな。そうじゃないと、どれぐらい働けば良いものかもわからなかったから。
ただ、もうそのステージはクリアできた。今の働き方で月収ベースで目標を立ててしまうと、むしろやりにくくなるというか。
目標に気を取られると、ワクワクする案件のために余白を残しておくことができなくなるし、目標軸で考えてしまって毎月テンションのアップダウンが激しくなるし。
それと、コレはわたしが熱しやすく冷めやすいからなんですけど、めちゃくちゃ頑張った後は、めちゃくちゃ休みたくなるんですよね。
1ヶ月ガーっと頑張ったら、次の月はゆる~く行きたくなって、またその次の月は頑張りたくなる的な。
だから単発プロジェクトでお仕事をする今の働き方は、自分にとても合っています。
ひとつひとつのお仕事に熱中して、それが終了したらちょっと休んで、また違うお仕事に取り掛かる。
わたしにはこの働き方が向いているのだから、無理して「月収ベースの目標」を立てる必要はないんだな。
まとめ
「継続案件がないって、すごいですね」って、結構言われます。
ひょっとしたら、「毎月〇記事納品する」みたいな継続タイプのお仕事をしているライターさんが、結構多いのかもしれません。
でもわたしはそうじゃなくて、お仕事を頂いているのは同じクライアントさんだけど、ライターが必要になったらお仕事をもらうっていう形式がほとんど。
だからお仕事が重なれば月収もバーンと行くし、重ならなければスーンって感じの月収になるし。
「わたしは、そういう働き方なんだ」と自分で理解できたので、これからはそんな感じで考えていこうと思いました。
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