「変わりたい」「自分を変えたい」と思って、実際に変化していく人と、思いながらもその場にとどまり続けてしまう人がいます。
わたしの周りにはどちらもいるんですが、客観的に見ていると、変われる人と変われない人には大きな違いがあるように思います。
変わりたいのに変われない人の特徴
変わりたいのに変われない人の特徴を一言であらわすと、
「今いる場所で、自分は何のリスクもおかさずに変わりたい」
と思っている人なんじゃないかな。もう少し細かく書いてみます。
(1)「変わりたい」とただ漠然と思うだけで行動に移さない
「変わりたい」という気持ちは本当に強いのかもしれません。でも、ただそう思っているだけで行動に移してないことが多いです。
例えば「おなか空いたな、ご飯食べたいな」と思って強く念じたとしても、ご飯は出てきませんよね。買いに行く、つくる、食べに行くなどの行動に移さないと、その想いは実現しません。
それと一緒で、自分を変えるにも行動が必要なんです。どんな行動が必要なのかは、この記事の後半で書きます!
(2)同じ悩みをずっとループしている
「変わりたい」と言いつつも「変わろうとしない人」は、同じ悩みをずっとループしているなぁと思います。
1年前とまったく同じことを同じレベルで悩んでいる人って、結構いるんですよね。
そのときどきは何らかの方法で「解決した」「クリアした」と思うのかもしれないけれど、たぶん本質的にはクリアできてないんだと思います。なぜなら、行動がに移してないから。
知識として頭に入れただけで「クリアした」と思ってしまい、その先の行動に移さないんだろうなぁと思います。
(3)「変わろうとしていない人」とばかり付き合っている
変われない人たちのまわりには、同じく変われない人や変化を嫌う人がいるような気がします。
そういう場所にいると、表面的には「変わりたい」と言っていたとしても、本当に変わり始めたら「やめた方がいいよ」と言われたりします。
例えば「彼氏がほしい~」と言う人ばかりの集団に所属していて、でも誰かに彼氏ができたら「あの子は変わった」「付き合い悪くなった」とか言うような場所です。(いやだなぁ)
わたしは、「ありたい姿」に向かって爆速で進んでいくタイプだと自負(!)しているんですが、そんなわたしの周りには、同じ速度かそれ以上の速さで「ありたい姿」を実現していく人たちばかりです。
誰と付き合うか、どういうコミュニティに身を置くかで自分の思考も変わっていくので、そこに意識的になることは大事だと思っています。
目標を達成して「こうなりたい!」を実現できる人がやっていること
「変わりたい」「こうなりたい」を実現できる人に共通しているな~と思うことをまとめます。
(1)まず、環境を変えてみる
「行動に移すのが大事」とはわかっても「行動ってどうすれば…?」となってしまうこともあると思います。
そんなとき、とりあえずやってみると良いかなと思うのが、環境・場所を変えることです。
例えば今、仕事が終わったらそのまま帰ってずーっとネットを見ているとしたら、仕事終わりにカフェによって本を読むとか。講座に通ってみるとか。
「理想の自分がいる場所ってどこだろう?」と考え、その場所に行く。その環境に身を置くイメージです!
(2)「どうすれば?」を考えてとりあえずやってみる
目標を達成するためには、
ありたい姿を描いてみる
→どうすれば?と考える
→とりあえずそれを実行してみる
→方向性に合っているか考える
→合っていれば続ける
→違和感があればまた「どうすれば?」を考えるこのサイクルをまわし続けるのが大事!
— マツオカミキ (@matsuo_mk) 2018年1月24日
どうすれば変われるのか、なりたい自分になれるのか、目標を達成できるのか。それを考えて、失敗のリスクがあったとしても怖がらずに実行する。
生死に関わらないレベルの失敗であれば、あとからどうにでもできると思います。
それに、昔のわたしもそうだったんですが、「変われない人」って「失敗したくない」「恥をかきたくない」という気持ちが人一倍強くて、そのせいで「変われない人」になっているんだと思います。
むしろ、恥をどんどんかく。失敗もOK。そう考えた方が、どんどん新しい自分になれるはずです。
(3)行動の結果を分析して方向修正していく
とりあえずやってみた後は、自分の目標に向かって進めたか進めていないかを分析することが大事です。
『「あなた」という商品を高く売る方法―キャリア戦略をマーケティングから考える (NHK出版新書 524)』という本で読んだのですが、挑戦の前に期間を設定して、一定の期間で分析してみるのが良いです。
例えばこの本の著者は新しい仕事にチャレンジするにあたって、「期限を3年」と定め、もし3年で結果が出なければ別の仕事に挑戦することにしたそう。
ダイエットもそうですけど、「1カ月で〇kgやせる!」とか期間が限られている方がやりやすいですよね。
「ある程度時間をかけたのに結果が出ない」というリスクも下げられます。
新しい挑戦を一定期間で振り返って「これを続けることで、自分の目指す方向に進んでいけるだろうか?」と考える必要があります。
(4)同じく本気で変わろうとしている人と付き合う
どういう人間関係の中に身を置くか、誰の発言に影響を受けるかは、自分を変える上で大きな要素となります。
本気で変わろうとしている人たち、それも、なるべく自分と同じ方向に変わっていこうとしている人たちの中に身を置いた方が良いです。
必ずしも友達になったり仲良くしたりする必要はなくて、例えばオンラインサロンに入ってみるとか、同じ志向の人がが集まるイベントに参加してみるとか、そういうことでもOK。
ただ、「この人のようになりたい」という人の話を受動的に見る&聞くだけでは、自分は変わりません。それこそわかった気になって、行動に移さないままになってしまいます。
自分を変えるためには行動が何より大切。その行動を後押ししてくれるような、「行動して当たり前」と思っているような人間関係に身を置くことが大事なんじゃないかな。
まとめ
「変わりたい」と思って変われる人と変われない人の間に能力の差はないと思います。
ただ、行動があるかどうか。そこが大きな違いだと思います。
先日、ブログの読者さんが下記の記事を読んですぐに実践したところ、「今月2つ計画を立てたら、もう2つとも叶いました!」と教えてくれました。(すごい!)
「よし、やるぞ!」と思えたら、今から小さなことでも何か行動してみましょう。
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