「フリーランスなので、家で仕事してます」って伝えると、「家で仕事するなんてすごいですねー!」と言われることがあります。
会社員の人に言われることが多いから、たぶん「上司とか同僚が見ていない中で仕事をするってすごい」という意味なんだと思ってます。
でもフリーランスのわたしにしてみれば、家で仕事することは全然すごいことなんかではなくて。
むしろ「そうしないと生きていけないから」という危機感の中で仕事をしているんです。
リモート勤務では「仕事をしている風」は許されない
いま放送している缶コーヒーBOSSのCMが好きです。
リモートで働く人は、きっとこんな感じで増えていくんだろうな~と思いながら見ています。
最後の「大げさなオフィスは必要なくなりそうだ」っていうのも、なんか10年後ぐらいにはそうなっててもおかしくないな~、と。
こういう時代に突入するにあたって、仕事に対する意識も大きく変えないと難しいと思うのです。
会社ではなくリモート勤務で自宅やコワーキングスペースで働くということは、上司に見張られることなく仕事をするということで。
いま会社では「仕事をしてる風な人」がたくさんいて、そういう人が「頑張っている」と思われることが多いけど、
リモート勤務が当たり前になったら「仕事をしてる風」は通じなくなって、成果が重要になるはず。
目に見えて観測できるのは、成果だけになるから。
そう考えると、上司に見張られているから仕事をしている人はきっとリモートで働いたら仕事をサボるようになって、成果も出せなくなるから、ヤバいだろうな~と思っているんです。
家でも仕事をガツガツやるのは、危機感があるから
フリーランスであるわたしは家やカフェ、コワーキングスペースで仕事をするワケですが、
わたしが会社ではない場所でサボらずに仕事ができる理由は、この二つです。
- 働かないとお金がもらえないから
- 自分でこの仕事がやりたいと思ってやってるから
圧倒的に前者の動機が強いです。自分がサボればサボった分だけ、収入が減ります。苦しくなるのは自分。
もちろん人間なので集中できない時もありますが、家で仕事に集中するためにはこんな工夫をしてます。
- 仕事部屋をつくった
- タイムスケジュールを決めて動く
- どうしても集中できない日はカフェへ
集中できないことがあっても、「仕事ダルいな~、サボりたいな~」みたいになることは、まったくないです。
それはやっぱり自分の仕事がお金に直結しているという危機感を持っているからだし、やりたい仕事をやっているからだと思います。
今後リモート勤務をする人が増えていくとしたら、会社員もこういう考え方をしてないと上手くいかないと思うんです。
成果に関わらずお給料がもらえるなら、自分の仕事とお金が直結しているように感じられないから、そりゃあサボりたくなる人もいると思うし。
お金でモチベーションを保たないタイプの人は、会社の存在意義に共感してたり、使命感を持ってその会社の事業に関わっていないと、リモート勤務によって効率は上がらないような気もするし。
「会社の中にいて上司に見られているから仕事をしてる」みたいなモチベーションで働く人は、リモート勤務では成果をあげられないだろうなあ。
だから、きっと会社側もそういう人は採用しなくなっていくんじゃないかなあ。
人のためでなはなく自分のために仕事をするという意識が、もっと重要になる
今後、出勤せずに仕事をすることがもっと一般的になった時、お金でも自己実現でも、「自分のために仕事をしている」と思える人だけが採用されるんじゃないかと思うんです。
もちろん会社のためでもあるんだけど、当事者意識をもって仕事をすることができるという意味です。
いま会社員をしている人のなかにももちろんそういう人はたくさんいるけど、一方でそうじゃなくて「会社に居ればお給料がもらえる」的な考え方をしている人もいて。
後者はきっと、近い未来の世界では職を失ってしまうだろうなぁ、と。
そう考えると月給っていう考え方も、変わっていった方が良いような気がするけど。
でもまずは個人の意識から変化していった方が良いのかもしれない。
自分がやりたい仕事をやれば、会社だろうが家だろうが仕事はしたくなるし。
自分の仕事がもらうお金につながっていると考えられれば、サボろうなんていう意識はなくなるはずだし。
家でもサボらずに仕事ができる意識や環境をつくるというのは、今後の社会において必須スキルになっていくのではないかと思うのです。
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