しあわせな環境をつくるためには、今握りしめているものを捨てる

先日『フリーライターの私の働き方って、大学生活と似てる』というブログ記事を書いていて思ったのですが、私はルーティーンで動くのが苦手なんですよね。

以前会社員をしていた頃は、お堅い会社だったので、毎朝決まった時間に出社し、決まった時間に昼食をとり、決まった時間に退社する1日でした。

管理部門だったので、業務内容もルーティーン。毎日の業務と毎週の業務と毎月の業務をまわしている感じでした。

その仕事自体が良い悪いということではないのですが、私には向いていなかったんです。ルーティーンワーク。

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毎日同じ行動をしていて、思ったこと

大学生まではかなり自由度の高い時間の使い方をしていたにもかかわらず、会社に入ったら急にルーティーンな毎日になりました。

繰り返しの毎日を送っていると、なんだか昨日と今日、今日と明日の違いがわからなくなってきたんです。

もちろん若干仕事内容は違うのだけど、毎日の行動はほぼ同じでした。朝起きて、会社行って、PCの前に座って、数字とにらめっこして、書類整理して、定時になったら帰る。

だからこそ会社員の頃の私は、躍起になって旅行をしました。3連休になるたびに旅行、旅行、旅行。

そうでもしてルーティーンな毎日を崩さないと、たぶん自分を保てなかったんだと思います。

「1ヶ月後には旅行がある!そのためのお金を稼ぐために今頑張ってるんだ」

たしかにこれは良いモチベーションですが、その時の私には決定的な考え方が欠けていました。

それが、「今を楽しむ」という側面です。

 

未来を楽しみにするのも良いけど、今も楽しみたい

自分が苦手であるルーティーンな毎日を過ごすことに対して、自分自身を説得させるために「1ヶ月後の旅行のために頑張ろう」と言い聞かせていたわけですが、この考え方だと毎日は1ヶ月後のための我慢の日々になってしまうんです。

ただただ苦しいだけの、我慢の日々。

これって、なんか生きているって感じしないんですよね。どうせ生きるのなら楽しく生きたいし、毎日も楽しみたい。もちろん旅行だってしたいけど。

毎日の我慢の積み重ねによって、幸せが手に入れられるワケじゃないと思うんですよ。

毎日を「楽しい」と感じて過ごす方が、四六時中ずっと心が幸せなワケです。

そりゃあ楽しくないことも毎日の中にはあるのですが、最終目標が楽しいものであれば、その過程だって「楽しい」と思って頑張れるはずなんです。

ただ、当時の私は最終目標である旅行をしたからといって、「ああ、我慢してきた仕事の日々も楽しかったな」なんて当然思うワケもありません。だって、ただ苦しいと思っているだけなんですから。

今思えば、ルーティーンワークの中に新しい取り組みを入れることも可能だったのかもしれません。私がしなかっただけで。ただ、あの時の私は精一杯だったので、それはそれでしょうがないことです。

この教訓を活かして、私は今なるべくルーティーンワークにならないような働き方をしています。一応土日は休日にしているけど、気分によっては週中に休みをとったりします。

1日の中で働く時間も場所もバラバラです。「お決まり」のスタイルをつくりすぎることは、自分を枠にはめ込んで閉じ込めることになりそうな気がしてます。

ただし、ルーティーンワークではない毎日を過ごすために、捨てなければならないものがあったのも事実です。大きなところで言えば、この働き方をするために、私は安定を捨てました。

全てのものを抱えたままで、新しいものを得ることはできません。両手いっぱいに持っている状態で、あたらしい物は持てませんからね。

自分自身がワクワクする人生を送るために、たくさんのものを捨てて、たくさんのものを得る。これが大事だと思っています。

▼コチラの過去記事もどうぞ!
フリーライターの私の働き方って、大学生活と似てる
戦いから降りることは、「逃げる」ことでも「負ける」ことでもない
 
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