どうせ働くならば、自分が楽しくできて、なおかつ誰かに必要としてもらえることを仕事にしていきたい。
でも、「楽しい×必要としてもらえる」ことを考えるのは、なかなか難しいです。
だからといって、漫然と「自分が楽しいこと」を突き詰めるだけでは生活できない。一方で、楽しくないのに我慢して「誰かに必要としてもらえること」をやると、心がすさんでいく。
自分の「楽しい×必要としてもらえる」という仕事を探るためには、自分が必要としてもらえるポイントを理解し、そこに向けて自分の「楽しい」を高めていくのがいいんじゃないかな。
ということで今回は、自分の価値を高め、「楽しい×必要としてもらえる仕事」をするために読むべき本を3冊ご紹介します。
1.マーケット感覚を身につけよう
マーケット感覚を身につけよう—「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法
「マーケット感覚」というと難しい言葉に聞こえるかもしれませんが、フリーランスや自分の力を活かしていきたいと思う会社員には、とても大事な考え方です。
マーケット(市場)で求められているものを嗅ぎとれるようになれば、「自分を必要としてもらえる仕事」を見つけるヒントになるかもしれません。
具体例とともに基礎から説明されているので、マーケティングを勉強したことのない人や「マーケット」という言葉に馴染みがない人でも大丈夫です!
一方で、「マーケティングの本は、ちょっと読んだことあるぞ」という人も、新たな視点から「本当に求められているものは何なのか」を考えることができて楽しいと思います(実際、わたしがそうでした!)。
2.天才の証明
「求められていることはわかるし、自分が楽しいと思うこともある・・・でも、自分には才能がないし。。」と、思ってしまう人におすすめ。
芸人オリエンタルラジオの中田敦彦さんの著書です。『天才の証明』とは、「あなたが天才だということを、証明する」という意味だそう。
オリエンタルラジオの裏話も書かれていて、おもしろくスラスラ読める本です。
まずは自分の才能に気付いて、それを活かす場所や方法を知りたいというときは、この本を読んでみてください。
こちらの記事にくわしく書いているので、気になる人はどうぞ。
3.「あなた」という商品を高く売る方法ーキャリア戦略をマーケティングから考える
これまで読んだマーケティング本の中で、初心者にもわかりやすく、かつ実践的に書かれていると感じたのがこの本です。
「自分の好きなことをやって生きよう!」というエールをくれる自己啓発本は多いように感じますが、そこからどうやって自分の価値を高め、やりたいことをやっていくのかについて書いてある本は、少ないように思います。そんな中、この本はめちゃくちゃ実践的。
この本の主旨は、自分の商品価値を高めて「自分にしかできないこと」をつくろうということ。
消耗戦をするのではなく、“戦わずして勝つこと” が大事だと書いてあり、その戦略についてくわしく説明されています。
わたしが「この本、いいなぁ」と思ったのは、「戦わずして勝つ」ことを見つけるのは大事だけれども、最初から戦わずして勝てるワケではないと書いていることです。
探していたら急に他の人には無いようなスキルが見つかって、いきなり「あなたにしかできないこと」ができるようになるなんて、そんなマンガみたいな話は現実にはありません。その種を見つけて、栽培して、最終的に「戦わずして勝つ」に持っていくのが大事だと書いてあります。
一方で、戦略なしに「もっとラクをしたい」とか「どこかに本当の自分がいる」と考えるのは、ただの自分探しだと指摘している部分も、本当にそうだなぁと思います。
「自分ができること」が少しわかっていて、もっともっと価値を高めていきたい!という人におすすめです。
まとめ
キャリアの転換点に立つとき、「これからどうやって生きていこう」「何を仕事にしていこう」と迷うこともあります。
今回ご紹介した3冊は、そんなときに自分に新しい武器や視点のヒントをくれるような本だと思います。
気になった本は、ぜひ読んでみてくださいね!
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