上手くいかなくてツライ時は、原因を外に求めても良い

物事が全然うまくいかない時って、あります。

そういう時に限って、うまくいかないことばっかり重なったり‥‥。

スキルアップやレベルアップするためには、本当は「自分がどう変わればうまくいくか」を考えた方が良い。

でも、うまくいかないことが重なって、すべての原因を自分の中に探そうとしたら、つぶれちゃいそうになることがあります。

そんな時は、いったん原因を自分の外に置いちゃっても良いと思うんです。

 

自責にしたり悩んだりしてもしょうがないコトもある

仕事で上手くいかなかった時、「どう改善すれば上手くいくだろう?」と考えることが大事です。

人間関係で上手くいかなかった時も、「どうやって伝えれば上手くいっただろう?」と考えることが大事です。

そんなの、わかってます。そうやって言ってくる人も多いです。

わかってるんですよね、うん。

ただ、うまくいかないことが重なった時に「すべての原因を自分に求めたら自分がつぶれそうだ」と思うなら、

そういう時は、一時的に原因を外においても良いと思うんです。

もしそれが自分の改善によって解決すべき問題ならば、とりあえず外に置いておきつつ、落ち着いてからひとつひとつ対応していけば良いです。

一方で、自分が改善しても解消できない問題もあります。特に他人が関係することに関しては。

そういう時は、自分が責任を感じたり、悩んだりしてもしょうがないのです。

まずはその問題が改善できるのかできないのかを整理して自分の心を落ち着けるためにも、一回原因を外に置いてみましょう。

 

原因を外に求める時に気を付けるべきこと

1.他人のせいには絶対しない

自分の外に原因を求める時、人のせいにはしない方が良いです。

誰かのせいにしても、良いことないんですね。結局他人は変えられないので。

それに「誰かのせいにしている自分」を、無意識にでも嫌いになると思います。

 

2.じゃあ、何のせいにすれば良いの?

うまくいかないことが重なった時、わたしは次のようなコトに原因を置きます。

  • あぁ、気圧が低いから、調子が悪いんだな。
  • 満月(新月)だからだな、宇宙ってすごいわー。
  • なんか無理しちゃってたのかな、休めってことだわ。

自分の能力とか性格を原因にするのではなくて、なんかもう操作できないモノを原因にします

天気とか気圧とか月の話とか、科学的な根拠はあんまり知りません。

知らないけど、全部いっぺんに自分のせいにしたら処理できないので、いったん原因を「自分の範疇を越えた何か」に押し付けちゃいます。

そうすると、ちょっと気持ちがラクになるんです。

もちろん落ち着いて整理できるようになったら、自分で処理すべき問題を戻してくる必要はありますけどね。

 

例えばこの間、「電車が遅れた」「クライアントからの連絡が遅れてる」「料理失敗して時間をロスした」なんてことが重なりました。

正直イライラしました。あぁ、もうどうすれば良いんだ!って。

で、この日は天気が悪かったんですね。だから天気のせいにしました。

「そっか、天気が悪いからだ!そういう時期なんだな」って。

「そういう時期だ」と思うと、もう全部「そういう時期ならしょうがない」って思えるんですよね。

で、しばらくしてイライラがおさまってから、「料理の失敗」だけ自分の責任に取り戻しました(笑)。コレは改善できることですからね。

他は自分が改善できる範疇を越えていると思ったので、そのまま天気のせいにさせていただいてますけど‥‥!

 

自分への言い訳を上手く使えるようになる

言い訳って、基本的にはあんまりよくないことですよね。

さっき紹介したような「天気のせい」とか「疲れのせい」とかも、他人に対してそれを言い訳にするなら、良くないことだと思います。

ただ、自分に対する言い訳の場合は、上手く使えば問題ないと思うんです。

なんでも自分のせいにしちゃいがちな人は特に、こういう有効な言い訳を上手く使った方が良いと思います。

そして落ち着いてから、自分が改善できる分だけ、もう一度取り戻して考えることが大事です。

言い訳しっぱなしだと前進できなくて結局自分がさらにつらくなるので、言い訳を上手く使えるようになるのが良いと思いますよ。

 

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