相手が自分の思う通りに動いてくれなかった時、「なんでやってくれないんだろう」って思うことがあります。
もちろん相手が汲み取ってくれなかったとか、スキルが足りてなかったとか、そういう可能性も考えられます。
でも、それよりもまず、「自分はちゃんと行動をデザインできていたか」を考えるのが良いと思いました。
自分の当たり前は相手にとって当たり前じゃないかもしれない
こんなことを考えたのは、当ブログのお問合せページを修正したことがきっかけです。
わたしはライターとして活動していて、お問い合わせページからお仕事のご相談をもらうのですが、依頼を受けるかどうかを判断する時、少なくとも「依頼内容」「金額」「納期」の情報がないと判断できないんですね。
それなのに、来るお問い合わせの半分ぐらいは「〇〇についての記事、書けますか?」的な文章のみ。
それが毎日来るもんだから、ついにはメールを返す気力も時間もなくなって、「もうなんなの!みんな全然ちゃんと相談してくれないじゃん!!!」みたいなイライラが溜まっていました。
今思えば、わたしは「依頼内容と金額と納期を教えてもらえて当たり前」と思ってたんですが、依頼し慣れてないクライアントさんから見れば、それが当たり前では無かったんだと思います。
わたしの「当たり前」を共有したら、問題が解消した
そこで、わたしはお問い合わせページをもっと詳しく書くことにしました。
自分が「相談するならコレは当たり前」と思っていることを、ちゃんと文章にして記載したんです。
- お問い合わせする前は、プロフィールをちゃんと読んでほしい
- お問い合わせ時に書いてほしい情報を箇条書き
- 内容によっては返信できないこと(要するに、上記条件を満たしてなかったら~)
まだ書き替えて2週間ぐらいしか経っていないのだけれど、めちゃくちゃ効果ありました。
書き替え後にご連絡いただいたクライアントさん達は、本当にわたしのことを理解した上でお問い合わせしていただいてたし、ちゃんと依頼に関する情報も最初のメールで送ってくれました。
相手の行動をデザインする重要性
以前にもコチラの記事で書いているんですが、
相手に動いてもらうためには、行動をデザインすることが大事なんです。
以前のわたしのお問い合わせページは、自分が相手に「どういう行動をとってほしいのか」みたいなものは、まったく記載していませんでした。
だから、「〇〇の記事、書けますか?」とだけメールしてきた人のことも、責められないワケです。
もちろん、それを記載したとしても、自分の期待通りに相手が動くかどうかは、また別問題です。それは相手の判断ですから。
でも、少なくともわたしは、自分が望む行動を、相手がとりやすいようにする工夫をすべきなんですよね。
相手の行動は変えられないけど、自分の行動は変えられるんです。
今後も「全然やってくれないじゃん!」で思考停止せずに、「自分はちゃんと行動デザインできていたか?」を考えたいと思います。
※行動デザインの考え方は、こちらの本を参考にしています!
――――――――
ライター*マツオカミキの詳しいプロフィールとお問合せはコチラからお願い致します。
⇒マツオカミキの実績&お問合せ
ブログ更新はTwitterにてお知らせしております。
ぜひフォローお待ちしております!
⇒@matsuo_mk