自分のことを嫌いにならないために「小さなうそ」をやめる

うそをつかないこと。

ライターとしても、人間としても大事にしてることなんですが、これがまた難しい。

「だましてやろう」と思ってうそをつくことは、さすがにないんだけど(自分が知る限り、たぶん)…。

日々の些細なところまで、どれだけ正直でいられるか。

うっかり「うそ」をついてしまう場面

これまでのわたしが、うっかり「うそ」をついてしまったことがある場面。

  • おもしろくないのに、空気を読んで笑う
  • それほど行きたくない集まりに「行きたい」と言ってしまう

他者を気にして、自分の気持ちにうそをついてしまった経験は、結構あるなぁ。

文章の面でいくと、昔はこういう「うそ」も。

  • 自分が本当に思ったわけじゃない気持ちを、なんとなく書いてしまう
  • 思ってないのに「世間一般はこう思うだろう」と予測して書く
  • 編集により自分の見解と大きく離れた記事を記名で出してしまう(出されてしまう)

特にライターの場合、自分の意見を書くわけではない仕事も多いので、仕事の受け方を気を付けていないと、そもそも書くテーマが「うそ」になってしまうこともあると思う。

(おもしろいと思ってないのに、オススメする記事を書くことになる、とか)

正直であることは、めんどうくさい

でも、こういう小さな「うそ」って、実は結構スルーしても生きていけるんですよね。

しかも、スルーせずに正直に生きるのって、とても大変です。

小さな「うそ」をつかないためには、

  • 本当はどう感じてる?といちいち考えなきゃならない
  • どんなにおいしい話も「うそ」につながるなら断らなきゃならない
  • 時には場の空気から外れてしまうこともある

こんなことも必要になるので、結構めんどうくさいです。

それなのに、どうしてスルーしないことにこだわるのか。

最近は「信用経済」みたいな言葉もよく聞くし、たしかに人から信頼されるためには「うそ」がない方がいいと思います。

ただ、それ以上に、小さな「うそ」をそのままにしておくと、自分が自分を嫌いになっていく気がするんです。

小さな「うそ」なので、自分以外の人は気づかないかもしれない。

でも、自分は絶対気づく。

「あ、うそついた」って思う。

(そのあたりは、こちらの記事にも書いてます↓)

一歩踏み出すための勇気と自信は、どこから手に入れられるんだろう

2018年10月30日

だから、自分のためにも、正直であった方がいい。

正直であることは、めんどうだし、いばらの道だけど、ここは絶対に手を抜いちゃいけないところだと思ってます。

おわりに

「正直さ」について、はじめてちゃんと考えたのは、2年前に参加した「ほぼ日の塾」だったと思います。

(「ほぼ日」はコピーライターの糸井重里さんの会社です)

参加している最中と、終わった直後は、ほとんどが「苦しさ」だったんですが(楽しさもあったんですけど、8割方苦しかった笑)、今後もずっと考え続けるであろうテーマに気づかせてもらって、とても良い経験でした。

「ほぼ日」のファンが多いのは、ほぼ日が正直だからなんだろうなぁ。

わたしも、正直を意識して進みたいなと思います。

 

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