自分以外の人が同じ意見で盛り上がっている時、変な空気になるのが嫌で、自分は違う意見だけど発言するのを我慢してしまうことはありませんか?
自分がそれを発信することで、ひょっとしたら同じように我慢してしまっている人の気持ちが軽くなるかもしれないのに。
みんなに合わせて我慢する必要なんかない
みんながみんな、完全に考えていることが一緒なんてことは、ほとんど無いと思います。
それなのに多勢の意見を正義とする空気が出来上がって、それ以外の意見の人が発言できない雰囲気になることがあります。
そんな中、誰かがポロっと「わたしは、こう思うな~」と言ってたりすると、「そうそう、わたしもそう思ってた!言ってくれてありがとう!」って思います。
多数派が正義な空気感が出来上がる時、少数派は身をひそめているだけで、存在はしているんですよね。
だからこそ、誰かが勇気を持って口に出すことで、身をひそめるしかなかった人の気持ちが少し軽くなったりするんです。
空気を読むことは、他人にもそれを強要することに繋がる
多数派の意見が正義となって、それ以外の人は空気を読んでしまうような状況は危険だと思います。
自分が空気を読んで多数派の意見に合わせているのに、自分とは違う少数派の人が意見を言った場合に「わたしも我慢してるんだから、あなたも我慢して空気読みなよ」と思ってしまう可能性があるからです。
人は自分がしている努力と同程度の努力を、他人にも求めがち。
自分も多数派とは違う意見を持ってるのに、結果的に「空気を読め」という圧力をかける側になってしまうんです。
流れと違う意見を言う時に気をつけること
わたしは「思ったことは言う」ようにしていますが、それでも言い方には配慮が必要だと思ってます。
わたしが気を付けていることを3つご紹介します。
(1)「誰かの意見」は批判しない
みんなと違う意見を言うことは、誰かの意見を批判することとイコールではありません。
例えば自分以外の人が「Aだよね」と言ってる時に、「いや、Aは違うでしょ」と言う必要はないかなと。
そうではなくて「わたしは〇〇だからBだと思うな~」と伝える感じです。
(2)わざわざ言う必要もない時は、つっかからない
「あのマンガ、おもしろいよね~!」ぐらいの話題でみんなが盛り上がってる時は、そのマンガを自分がおもしろいと思ってなくても、わたしはあんまり言いません。
その盛り上がりの流れをぶった切る必要もないし、自分は賛同しなければ良いだけで、「おもしろくない」という意見を言うメリットがないからです。
何かを選ぶ時とか、自分の居心地の良さに関わってくる場合に、口に出すようにしています。
(3)自分の意見を言うのだから、相手の意見も聞く
本当の意味で空気が読めない人は、自分の意見ばっかり主張する人だと思います。
自分の意見を聞いてもらいたいなら、相手の意見も聞く必要がありますよね。
みんなが「Aだよね」と言ってる時に、その意見を何も聞かずに「わたしはBだ」と主張するのではなく、「わたしはBだと思うけど、なんでみんなはAだと思うんだろう?」と相手の意見も聞く姿勢が大事だと思います。
まとめ
そもそも自分の考えを言うことは悪いことではないから、言い方に配慮は必要だと思うけど、少数派でも我慢する必要はないと思います。
自分がどう思ってるのか発信しないと、自分と同じ思考の人は見つかりません。
自分の意見をちゃんと言うことが、身をひそめて我慢している誰かの気持ちを軽くすることに繋がるかもしれませんよ。
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