好きな時に好きな場所で、好きな人と好きなことして働く。
フリーランスの良いところだけあげると、あたかも「それって、最高の働き方じゃん」と言いたくなります。
でも実際は、自由と引き換えに背負うものもあります。しかも、めちゃくちゃ大きなものを背負わなければなりません。
今回は、フリーランスとして働く上で感じるデメリットにフォーカスを当ててみたいと思います。
フリーランスとして働く4つのデメリット
1.仕事がなければ生活ができなくなる
フリーランスの場合、自分が働けば働いた分だけお金が入ってきます。
要するに、サボったり仕事をもらえなかったりすれば、生活ができなくなります。
仕事をしなければお金をもらえなくなるって、当たり前のことだとは思うんですが、会社員とかバイトとかだと、仕事の量にムラがあっても毎月決まったお給料が入りますよね。そこが大きな違いだと思います。
働かなくちゃ、来月は極貧になるかもしれない。そんな危機感はいつも持っています。
2.いつ仕事がなくなるかわからない
「今月で、ご依頼は一旦終わりになります」
今やっているお仕事が、この先もずっと続くとは限りません。
急に「今月で終わり」を告げられることもあります。ライターの場合なら、そのWebメディアが閉鎖になるとか、そういうこともあります。
前述の通り仕事がない=お金がなくなるということですから、こういう危機に常にさらされているということです。
3.病気をして仕事ができなくなったら、お金が入らなくなる
病気をして入院したり、妊娠出産をしたりする場合、お仕事ができないケースもありますよね。
会社員だったら有給や手当がありますが、フリーランスにはありません。
だから、仕事の仕方として「自分が働かなくても収入が発生する」タイプのお仕事をしておく必要があります。ブログとか、Webサイト運営とかもその一つですね。
4.社会的信用は低い
クレジットカード、作りにくいって言いますよね……。わたしも1回審査で落ちたことあります。フリーになる前に、作っておいた方が良いです。
あと、家を借りたり買ったりするのが大変らしい。わたしは借りたことないのでわからないんですけど。
スマホを買う時の審査項目に「自営業」が無いこともあって、携帯ショップの店員さんに相談すると「あぁ、主婦にしておいてください」って言われることも。いや、まぁ主婦っちゃぁ主婦なんだけど……。
メリットしか言わない人や、キラキラした面しか見せない人には要注意
「会社員なんか辞めてフリーランスになるべきだ!」的な人に多いのが、フリーランスのメリットだけを主張するパターンだと思います。
フリーの魅力ばかりを主張してデメリットを言わない人は、以下の2パターンのどちらかに当てはまりそうな気がします。
(1)ファン(信者)をつくってファンからお金をもらうスタイルの人
アメブロとか、インスタに多いような気がしてます。
女性向けの起業セミナーの講師が、毎日優雅なアフタヌーンティーしてる写真をブログに載せてるとか。
インスタで「世界中を旅行しながら稼いでます」的な感じで、各国のフォトジェニックな写真を載せつつ「稼ぐテクニック教えます☆」的な明らかにあやしいアカウントとか。
キラキラしてる面だけを見せて、尊敬やうらやましさをあおって、最終的に高額セミナーに誘導したり、マルチ商法に引き込んだり。
人間が四六時中キラキラ綺麗な状態でいるなんて、難しいと思います。こちらのブログにも書いたけど、どこかで泥臭さが必要なんですよね。そこを隠してる人は、ちょっと怪しいです。
(2)その人が狂人の可能性
フリーランスのデメリットを4つあげましたが、どんなデメリットもデメリットに感じることなく、純粋に「自由って最高!」と思ってるタイプの人の場合もあります。常にドーパミンがどばどば出てる感じ。
ちなみに、わたしも8割ぐらいそっち側です。この先ちゃんと生活できるか不安になることはもちろんありますが、「いや、なんとかなるよね」って思っちゃう。頭が狂ってるんだと思いますw
でも、そういう風に(たぶん)良い意味でネジが外れているからこそ、フリーランスという働き方を楽しめるんだろうと思います。
まとめ
「好きな時に好きな場所で、好きな人と好きなことして働く」って言えば聞こえは良いですが、縛られるものがないということは、すべてが自己責任で、自分で何もかも決めなければならないということです。
これには向き不向きがあると思うので、一概に「会社員よりフリーランスの働き方の方が良い」とは言えないと思います。
それでも、「縛られるの無理~、自分のことは自分で決めたい~、仕事した分だけお金ほしい~」と考えるわたしには、フリーランスは向いていました。
デメリットはもちろんあるものの、フリーランスがひとつの働き方としてメジャーになれば、「会社員が合わない人」にとって働き方の選択肢が広がるな~と思います!
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