ライターは修正指示に落ち込む必要はない!ジブリの大博覧会で感じたこと

先日、六本木で開催中の『ジブリの大博覧会』に行ってきました。

その中の1つの展示に、グっときました。

その展示とは、コピーライターの糸井重里さんとジブリの鈴木敏夫さんのFAXでのやりとり。1つのキャッチコピーを決めるまでのやりとりが展示されていたのです。

お2人ともあまりにも有名な方ですが、そのやりとりから「修正指示を受けたり、企画がボツになったりすることに、落ち込む必要はない!」ということを感じました。

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糸井さんと鈴木さんのやりとりFAXの内容

ジブリ作品の中でも、個人的に最もキャッチコピーが印象的な作品が『もののけ姫』です。

『もののけ姫』のキャッチコピーは

「生きろ。」

ですよね。たったこれだけの文字数でストーリーと関連づいていることや、キャラクターの強さまでもがにじみ出ていることなど、このキャッチコピーを見ただけでグッとくるものがあります。

ジブリの大博覧会では、このコピーをつくるためにジブリの鈴木敏夫さんが糸井重里さんにお願いしているFAXが、展示されていました。

そこには「生きろ。」以外のキャッチコピーが複数並んでいます。1回に複数個提案していたことがわかります。

糸井さんが1度コピーを提案した後、鈴木さんは「もう1回お願いします!」とFAXを送っています。糸井さんはそれにこたえる形で、また複数個コピーを送ります。

素人目から見ても「さすがプロだなあ……」と思ってしまうようなコピーが並んでいましたが、鈴木さんはさらに「すみません。もう1度お願いします!こういうのは3回やった方が良いと言いますし!」みたいなFAXを書いて糸井さんに送ります。

そう、当たり前かもしれませんが、あの超有名コピーライターでも、1発OKとは限らないのです。

1回目のコピーが、鈴木さん的にイマイチだったのかどうかはわかりません。しかし、結果的に「まだ良いのが出るんじゃないか!?」と思ったから、3回目の出し直しをお願いしたのではないかと思います。

 

Webライターも、修正やボツに落ち込まなくて良い

このやりとりを見て、私は「超一流でも、やり直しがあるんだ!」と驚きました。

そして、「やり直し」っていうのは悪いことではないんだと改めて感じたのです。

私もこれまで2年半の間、数々の修正指示をもらったことがあります。最初の頃は「私の文章、ダメだったかな……」と落ち込むこともありました。

もちろん「てにをは」のような決定的なミスに対する修正指示は落ち込んだ方が良いのかもしれませんが、表現方法の指摘などは落ち込む必要がないと感じています。

なぜなら記事を掲載するメディアによって、色が全然違うからです。雰囲気というか、なんというか。表現方法の指摘に関しては、そのメディアに合うように書くために必要なプロセスだからです。

また、編集する方によって、好みもあると感じます。同じような書き方をしたとしても、編集してくれる方によって指摘していただくポイントが違うこともあるでしょう。

「やり直し」はチャンスです。自分の出した記事に対して、「こうしたらウチのメディアにフィットするな」と思ってもらえるからこそ、修正指示がもらえるのです。

だからこそ、「やり直し」のチャンスをもらったら、次回からはその方向性を取り入れて記事を書くようにする必要があるのだと思います。

また、私は企画提案型の案件も多く受注していますが、企画案がボツになることなんて日常茶飯事です。

前述の糸井さんのキャッチコピーだって、たくさんの案の中から選び抜かれた結果、あの「生きろ。」というコピーがあるわけです。
これまでマジメに生きてきた人ほど、修正指示や企画案の出し直しに落ち込んでしまうかもしれません。誰かに否定されるというプロセスに慣れていなければ、なおさらです。

しかし、これは人間性を否定されたワケではありませんし、むしろ「もっと良いものができそう!」と思ってもらえたということです。

そもそも、そう思ってもらえてなければ、継続の依頼は来ないですしね!

ということで、修正指示に落ち込んだり、企画案の出し直しの落ち込む必要はないです!超一流だって「やり直し」があるのです!
むしろ「チャンスだ!」と思える方が、メキメキ成長するのかもしれませんね。


▼Webライターにも重要なキャッチコピー、私はこの本をたまに読み直しています。


売れるコピーには、法則があるそうですよ。センスはもちろんなんだろうけど、こういう法則を知っていることも重要かと思います。


▼ジブリの裏話やヒットの陰にあったものは、この本にも書かれています。


 
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