写真を撮るのが好きで、写真+文章のセットで記事執筆依頼をもらうことも多いです。
撮った写真は誰かに見てもらいたくなるので、インスタなどのSNSにも、撮った写真をアップしてます。
「せっかく見てもらう写真なら、キレイに撮りたい」と思う性分で、SNSにアップする写真や、記事に挿入する写真は、必然的に「オシャレだと思った構図」「キレイだと思った構図」になります。
そうすると、その写真を見てくれた人たちから「キラキラしてる!」「充実してますね!」的な感想をもらったり。そりゃそうですよね、そういう所だけ切り取っているので。
でもね、実際はその写真を撮るためにめちゃくちゃ泥臭いことしてます。
それがわかっているので、他の誰かのキラキラした写真とか日常を見ても「あの人も泥臭いことして撮ってるんだろうな」と思うようになりました。
今回は、恥を忍んで「わたしが泥臭く写真を撮っているシーン」を2つお送りします。
1.観光系体験取材記事の写真撮影とか、泥臭さの極み
観光系のお仕事が好きなので、観光地に行って、観光して、それを記事にする仕事をしています。わたしの場合、写真も自分で撮って書くことが多いです。
「旅行して記事書くんですよ」って言うと、たいてい「良いなー!楽しそう!」と言われます。
たしかにめちゃくちゃ楽しいし、わたしも「良いな」と思います。でも、たぶん「良いなー!」って思う人たちが思っている以上に、現場は泥臭いです。
例えば、「良い構図かもしれない」と思えば、地べたにはいつくばって写真を撮ることだってあります。ぶっちゃけ、他の観光客からは、かなり異様な目で見られます。
「あの人、何してんの?イタくない?」ってね。
観光地取材の場合、「良い写真撮れなかったから、もう一回行こう!」と気軽に行けるような場所ではないため、満足できる写真が取れるまで、かなり長時間滞在することも。
観光楽しみながら、片手間でキャピっと写真撮って文章書くとかじゃないです。
誰かと一緒に行ってる時は、写真の構図について議論しながら撮ってることもしばしば。壮絶です。
(それでも、わたしにとっては楽しいので、やってるんですけどね!)
2.自撮りはオリジナリティ出せる…そのためなら、イタいヤツにだってなる!
SNSに上げる写真もそうですけど、自分の顔が写ってるとオリジナリティ出せるじゃないですか。自分の顔って唯一無二だし。
誰かと一緒にいる時は撮ってもらうこともありますが(「SNSにあげるから、わたしの写真撮って☆」っていうこと自体もまぁイタいけど)、一人で取材に行ってる場合、自撮りしなければなりません。
「できればなるべく人がいない所で、1枚だけ撮って終わらせたい」と思うのが正直なところですが、そんなには上手くはいきません。
このスノボ取材記事とか、一人で行ったんですけど、50枚近く自撮りしてると思います。連写も含めて。
>>スノボ女子デビュー!SNS映えするかわいい自撮りテクも伝授
写真見てると「あぁ自撮りしたんだな」ぐらいにしか思わないと思いますが、年頃の女性が1人でスノボしながら、いたるところで自撮りしまくってるのは、まぁ異様ですよね。
まわりも「めっちゃ写真撮ってるw」みたいな雰囲気になります。複数の(イカつい)お兄さん達に「撮りましょうか?w」って半笑いで言われることもありました(泣)。
だから、SNSにキラキラ可愛い自撮りをアップしている人たちも、きっとこの辛さを乗り越えているんだと思います。
だから、キラキラした日常の写真を見ても、落ち込む必要はない
最近は「インスタ疲れ」とかいう言葉もあったりして、誰かがインスタに乗せてるキラキラ充実した毎日の写真を見てるだけで疲れちゃう人もいるとか。
でも、そのキラキラした写真を撮るために、その人めっちゃ泥臭く頑張ってると思いますよ。
地面に這いつくばってるかもしんないし、周囲からイタイと思われながら撮ってるかもしれないし、その写真を撮るために100回ぐらいシャッター切ってるかもしれないし。
(本当にセンスのある人なら、何も考えずに一発で撮れるかもしれないけれど……それってたぶん、ごく少数だと思います)
そう思うと、オシャレな写真も、素敵な自撮りも、「頑張ったんだなぁ」と思うじゃないですか。
少なくともそれを見て「こんな素敵な日常に比べ、わたしは……」という感情にはならないですよね!
補足:毎日こだわり続けてると、カフェの写真ぐらいだったらパッと撮れるようになる
キラキラ日常写真の裏には泥臭さがあるとお伝えしましたが、写真素人だったわたしがひたすら泥臭く写真を撮り続けた結果、カフェの写真ぐらいだったらパッと撮れるようになりました。
だから、きっと考えて泥臭く撮り続けていれば、少しずつ写真レベルも上がるのだと思います。
逆に言えば、泥臭さがない限り、パッとオシャレな写真を撮れるようにはならないんだろうと思います。
ということで、今後も後ろ指さされようが、同行者に「まだ撮るの?」と言われようが、頑張って撮り続けようと思います……!
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