家事が向いていない私が、「できない」を共有したらラクになった話

家事が、苦手です。

特に料理が苦手です。料理してて楽しいって思ったこと、ないや。

結婚3年目にして、理想の妻を目指すことをやめました。(夫、ごめん)

「家事はちゃんとできなきゃダメだ」と思ってた

家事が苦手だと言いつつも、生きられる程度には、できます。

掃除も週二回ぐらいやってるし、

台所には一応毎日立ってる。

洗濯もするし、何か大きな欠点があるワケではないです。

ただ、自分の中の「理想の妻」というイメージにはほど遠いです。

わたしは「家事ができる女性」とか「ていねいな暮らしができる女性」に憧れているフシがあります。

料理ができる女性は素敵だし、家事を効率よくこなして、さらには「ていねいな暮らし」まで追求できるようになりたいと思ってました。

夫に「家事はちゃんとやって」と言われたことなんか無いんだけど、自分の中で「ちゃんとやらなきゃ」という気持ちがあったんですね。

途中何回も挫折しつつも、今まで「ちゃんとやろう」と頑張ってきました。

苦手なものは苦手だと、認めよう

結婚生活3年目にして、わたしはようやく気付きました。

「あぁ、わたし家事が苦手なんだ」と。

これまでも、薄々そう思ってはいました。信じないようにしてたけど。

レシピ通りにつくってみたフォカッチャがマズいとか、

(レシピ通りで上手くできないこと多々ある)

キッチンの床がベタベタするな~と思って「油汚れ用マジックリン」で拭いたらワックスがハゲちゃったとか、

(ワックスって油やんって気付かなかった)

洗濯物をたたむ気になれず、一週間ずっとソファの上に置いたままとか、

(結局休日に夫がたたむ)

一応生活するためにやるけど、得意じゃないし、なるべくやりたくないんだって気付きました。

「ちゃんとやらなきゃ」とは思ってるけど「ちゃんとやりたい」とすら思ってない

もう、その事実を認めることにしました。

自分が勝手に追いかけていた「理想の妻」のイメージは、わたしには実現できそうもない、と。

ということで、最近はもう頑張らないことにしました。

  • お惣菜なんて買わずに作らなきゃって思ってたけど、お惣菜活用する。
  • 外食やお弁当も、ダメじゃない。
  • 朝食もバリエーションもたせたいと思ってたけど、もう米と目玉焼きとウインナーと余力があれば葉っぱ乗っければOK。
  • いろんな本に「お味噌汁はちゃんと出汁からとろう」とか書いてあるけど、全然「ほんだし」使うよ。
  • 掃除は夫婦で分担してたけど、その分担の見直し(夫の担当範囲拡大)。

ズボラでも良いじゃん、完璧なんか求められてない

「頑張らない」と決めただけで、めちゃくちゃプレッシャーから解放されました。

というかそもそもそのプレッシャー、自分で自分に課したものなんですけどね。

「できない」を夫に伝えて頑張らない家事を始めたワケですが、特に夫からはなんの反応もありませんでした。

たぶん、夫はわたしに完璧な家事を求めていなかったのでしょう。ずっと。

完璧な人間なんていないですよね。いたとしたら、つまんない人ですよきっと。

それなのに完璧を求めて、自分で自分の首を絞めるなんて、ただ自分がツライだけだな~と思いました。

苦手なことがあれば、得意なこともある。

夫はお出かけの企画や計画がめちゃくちゃ苦手ですが、わたしはそれが得意なので、そこは全力で頑張ります。

それと、夫に笑ってもらうためにいろいろ考えるのは得意です。いたずら仕掛けるとか(幼稚)。

できないことをできるようにならなくても、「できない」ということを認め合える。

これがパートナーがいるということの、良い点だなと思います。

相手の「できない」がわかれば、自分が補うとか、もしくは一緒に補う方法を見つけられる。

「できない」は欠点というよりも、むしろ関係を深めるために必要なポイントなのかも。

だとしたら、「できない」は正直に「できないことである」と共有することが大事だなと思います。

家事はちょっと手抜くけど、わたしは他のところで全力カバーしたいと思います!

 

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