本のプレゼントって、めちゃくちゃ素敵だなぁと思います。
仲が深いからこそ喜ばれるプレゼントだし、場合によっては会話で伝えるよりも多くのことを相手に伝えることができるかもしれない。
ただ、一歩間違うと迷惑なプレゼントになってしまう可能性もあるので、本をプレゼントする時の注意点をまとめてみたいと思います。
本をプレゼントする時に気を付けるべき3つのこと
本って個人の好みが色濃く出るものだと思うので、プレゼントして喜んでもらうためには、以下の3つが大事だと感じます。
- 相手との関係に信頼や尊敬があること
- 押しつけがましくなくサラっと渡すこと
- 必要なタイミングで必要な本を渡すこと
あんまり仲良くない人から分厚い本をもらったら、置き場所にも困るし「読まなきゃ…」という心理的ストレスにもなって、ありがた迷惑になってしまうこともあります。
しかしこの3つさえ押さえていれば、人生に大きく影響を与えるような素敵なプレゼントになる可能性もありますよね!
家族に本をプレゼントする場合
親から子へ本を贈る
個人的には、尊敬する親から本をプレゼントされるのは、とても嬉しいです。
ただ本をもらう年齢によっては、もらってすぐに読まない場合もあります。中学高校の時なんかは、読書よりも他のことに興味がいっていたりするので。
だから、プレゼントした本を読むことを急かさないのが良いと思います。
子どもは自分にとって必要なタイミングで読むので、プレゼントした後はその本を読んだかどうか言及しない方が良いです。
また表面的なノウハウ本よりも、考え方などの根本的な部分でタメになる本の方が嬉しいです。
「親もこういうことを考えたんだな」ということ自体が学びになるので、「この本は、タメになったよ」と一言そえてプレゼントされると嬉しいと思います。
うちの夫は、中学生の時にお父さんから稲盛和夫の『生き方―人間として一番大切なこと』をプレゼントされたそう。
当時衝撃を受けて、今でも印象に残ってると言います。
思春期の中学生がお父さんから直接「こういう考え方をすべきだ」と話されていたら、ただ単に説教ととられてもおかしくありませんが、本を贈ることで好きなタイミングでスムーズにその思考を受け取ることができるんですよね。
子から親へ・兄弟へ・夫や妻へ
親から子以外の家族の場合は、「考え方」という根本的なものよりも、もっと目新しいものやおもしろいものに関する本をもらうのが、個人的には嬉しいです。
わたしの場合、親や妹に本を渡す時は、「自分はこの本の何がおもしろかったのか」を伝えるようにしています。
そうすれば、本のテーマ自体がとっつきにくかったとしても、「この人がおもしろいと言うのなら」とハードルが下がりますしね。
夫への場合は、プレゼントという形にはしません。
自分が読んだ本で「これは夫が読んでもおもしろいだろうな」という本があれば、「この本、こういう感じでおもしろかったよ」と伝えます。
「いつでも読んで良いからね~」と伝えて本棚においておけば、自分の好きなタイミングで受け取ってくれます。
友達や同僚に本をプレゼントする場合
友達や同僚の場合は、関係性によります。
相手と自分の間に尊敬の関係があれば、尊敬する相手の考え方に触れることができるので、どんな本でも嬉しいです。
わたしも親しい先輩からプレゼントされた本は、「先輩はこういうことを考えているのか」と勉強になるものばかりでした。
ただそこまでの関係ではない場合は、「もらったら読んで感想を言わなきゃいけない」というプレッシャーにもなるので、注意が必要。
パラパラ見れる写真集や、実用的に使える料理本なんかだと気軽で良いかもしれません。
写真がメインでひと言添えてあるような本なら、もらってすぐに読めるのでプレッシャーにはなりません。
ちなみに、わたしは犬好きの友達が落ち込んでいる時に、コレをプレゼントしたことがあります↓
写真+名言のセットなので、その人に響く言葉があるかもしれませんし、気軽に読める本だと気がラクですよね!
まとめ
わたしは本をもらう機会が多くて、そのたびに「本をプレゼントするって、素敵だなぁ」と感じています。
親から、先輩から、夫から、友達から、いろんな方からもらいましたが、
自分の事をよく知ってくれている人が、自分に必要だと思って勧めてくれた本は、もうそれだけで嬉しかったりするんですね。
ぜひ大事な人に、本の贈り物をしてみてくださいね!
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