成功している人を見て「あの人は運が良かっただけ」と思う。
「運の要素だから、わたしにはマネできない」と卑屈になってしまう。
ライターを始めたばかりの頃、よくありました。
でも気付いたんですよ。「ぼたもち」は、落ちてきそうな所に行かないとキャッチできないってこと。
「あの人は運が良かったから」と思ってしまう時
ライターを始めた頃、「単価を上げてくれるクライアントと仕事をしよう」というアドバイスを聞いて、
「それは『単価を上げてくれるクライアント』に出会ったその人がラッキーなだけで、出会っていないわたしには、そのアドバイスは適応しないな」
って思ってました。
当時まだ駆け出しだったわたしは、単価がそんなに急に上がるなんてことも想像できなかったし、「これ以上の報酬がある世界」も想像できていませんでした。
そもそも無限にいるクライアントさんの中から、たまたま「単価を上げてくれるクライアントさん」に出会えること自体が運であって……。
「良いクライアントさんと仕事しましょう」
↑出会いの運でしょ!
「高単価の分野で執筆しましょう」
↑知見のある分野が高単価かどうかなんて、運でしょ!!
「どんどん単価を上げていきましょう」
↑単価をの高い案件と出会えるかなんて、運でしょ!!!
もう「成功している人はみんな運が良いんだ」みたいな極論に走りかねなかったわたしにブレーキをかけたのは、次のような考え方です。
「棚からぼたもち」をキャッチできる人は、
ぼたもちが落ちてきそうな場所を計算して、キャッチできるように試行錯誤して、スタンバイしているということ。
ただただ待っているだけでは、運は引き寄せられないということです。
どうやって「運」を引き寄せたのかを考えて見る
成功するためには、たしかに「運」の要素が必要な場合も多いです。
タイミングが良かったとか、人との縁があったとか。
その「運」自体は、マネすることができませんよね。運なので。
じゃあ、どうすればいいのか?
「ラッキーだっただけでしょ」と片付けることなく、その人がどうして運を引き付けられたのかを観察し、そのスタンスや工夫を自分も取り入れてみるのが良いと思います。
ラッキーを引き寄せられる人は、意識的じゃなかったとしても、考えて、工夫して、全力で取り組むことで運を引き寄せています。
ただなんとなくやっているワケではないんです。
例えばライター駆け出しの頃のわたしは「単価を上げてくれるクライアントさんに出会えるなんて、その人の運が良かっただけでしょ」と思っていましたが、
そこで立ち止まらずに、「実際に出会っている人は、どうやってそういうクライアントさんに出会ったのか?」を考えてみる必要があります。
出会えた人はお仕事を探す方法が上手いのかもしれない。
「じゃあ、その人はどうやって探しているのか?」とか、「どういう基準でお仕事を受けているのか?」とか、観察すべきところはたくさんあります。
ひょっとしたらお仕事との出会いの場だけではなくて、クライアントさんとのコミュニケーションの取り方に秘訣があるのかもしれません。
密にコミュニケーションをとって、仲良くなっていたり。受託ではなくチームとして働く意識でやっていたり。
ぼたもちをキャッチできるのには、理由があるんですよ。
まとめ
「運が良かっただけでしょ」は便利なフレーズだから、そう言うことで自分をなぐさめたくなってしまいます。
「彼氏(彼女)ができるなんて、運が良かっただけでしょ」
「あの試験に合格できたなんて、運が良かっただけでしょ」
たしかに運の要素はあるんだけど、運を引き付けるための準備をしたかどうかの方が重要だったりします。
だから卑屈にならず、「運が良いなあ」と思う人を観察して、その準備方法を取り入れてみるのがオススメですよ!
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