忙しい毎日に疲れた‥‥。
本屋さんに行っても、強い言葉ばかりが並んでいて、なんだか疲れる‥‥。
そんな大人の方にこそ読んでほしいのが「絵本」です。
絵本の中には、人生の真理がシンプルにつまっているものもありますし、
文字が少ないからこそ言葉がストレートに入ってきます。
もしあなたが悩んでいたり、疲れているのなら、たまには絵本を読んでみませんか?
絵本関係の会社で働いていた絵本好きの私が、大人にオススメな絵本を厳選して3冊ご紹介いたします!
「自分には欠点ばかり‥‥」と思っている人にオススメな絵本
「自分探し」や「自分磨き」に疲れている人や、自分は欠点だらけだと思っている人がいるとしたら、もうダントツこれをオススメします。
『ぼくを探しに』という絵本です。
この絵本は、こんな一節から始まります。
何かが足りない それでぼくは楽しくない
――『新装 ぼくを探しに』より引用
主人公が自分の足りない部分を探すお話しです。
表紙の絵にあるように、欠けた部分がある「マル」が主人公です。
欠けたところがあったって、本当は足りなくなんか無いんですよ。
そんなことを優しく教えてくれる絵本です。
私は何度読んでも、シンプルで強いメッセージに鳥肌が立ちます……。
「自分にはできない」とやりたいことができていない人にオススメな絵本
先ほどご紹介した『ぼくを探しに』の第2弾です。
第1弾の『ぼくを探しに』では、欠けている部分がある「マル」が主人公でしたが、第2弾の主人公は「かけら」の方です。
主人公の「かけら」は、欠けているところがない完璧な「ビッグオー」というマルに出会います。
少しネタバレではありますが、そのビッグオーに言われた一言がしびれます……。
やってみたことはあるの?
――『続ぼくを探しに ビッグ・オーとの出会い』より引用
あんまり言うと完全なネタバレになるのでこの辺にしておきますが、自分に言われたような気がしてガツンときました。
何かやりたいことがあるのに躊躇している人は、是非読んでみてください。
人とは違う道を選ぶことを肯定してくれる絵本
主人公の野ネズミ「フレデリック」は、みんなが冬に備えてエサを集めている時に、目をつむってジーっとしています。
要するに、みんなと違うことをする、一見するとちょっと変わった野ネズミなんですね。
みんなはフレデリックに「どうしてきみははたらかないの?」と聞きます。
みんなが一生懸命やっている時に、眠っているように目をつむっているからです。
フレデリックは「こうみえたって、はたらいているよ」「ぼくはおひさまのひかりをあつめてるんだ」と返します。
人間の世界に置き換えれば、ちょっと変わったやつ、いや、むしろかなり変なヤツだと思います。
安心してください。最後はちゃんと変わり者のフレデリックが大活躍する、ほっこりストーリーです。
わたし自身もまわりから浮いてしまうことがこれまで多々あったので、とても感情移入できます。
フレデリックのことが好きすぎて、グッズを集めるほどです。
【まとめ】絵本は、大人にも読んでほしい
いつも難しいことを考えたり、背伸びして頑張ったりして、ちょっと疲れている大人にこそ、
シンプルで簡単でガツンと、ド直球で伝えてくる絵本を読んでほしいです。
ゆっくりと絵本を読みながら考える時間は、きっと心の余裕をもたらしてくれると思います。
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