「このままでいいのかな?」
「もっと自分らしく働くには、どうしたらいいんだろう?」
そんな風に感じた7年前から、今だいぶ「自分らしく働けている」と感じられるようになるまで、わたしがやってきたことをまとめます。
同じように働き方に悩む人の参考になりますように。
「自分らしく働く」とは?をまず考える
「自分らしく働きたい」と思い始めた頃は、まだ「自分らしい働き方」の具体的なイメージはありませんでした。
- どういう働き方なら自分に無理がないのか?
- どんなことを「自分らしい働き方」だと感じるのか?
まずはそこから、考え始めました。
1)過去から探る
まずは、これまでの仕事から「自分らしく働けていた瞬間」をひろいあつめます。
わたしの場合は学生時代のバイト・インターン・新卒で入った会社員生活の3つを振り返りました。
- 仕事内容
→どんな作業が好きだったか/苦じゃなかったか - 人間関係
→どういう人/雰囲気だと心地よかったか - 働き方
→就業時間や形態など
上記のような点で振り返って、自分にとって「心地よかった/悪かった」「苦じゃなかった/無理があった」などの傾向を見つけます。
2)「働く」に求めることを考える
自分はそもそも「働く」にどんなことを求めているんだろう?
無理なく収入が得られれば良いのか、それとも誰かに喜んでほしいのか、何か実現したいことがあるのか…。
「働く」を通して得たいこと、実現したいことを考えてみます。
- 「働く」を通して何を得たい?
- 誰かを喜ばせたいとしたら、誰に喜んでほしい?
3)最低限必要な収入
生活するためにはお金が必要で、「働く」のひとつの目的はそのお金を得ることだと思います。
ただ、自分にとって「最低限いくらあればいいのか」をわかっている人は、意外に多くないのかも。
というか、わたしがあまりわかってなかったです(無駄遣いも多かった)。
ひとり暮らしなのか、誰かと暮らしているのか、どこに住んでいるのかにも大きく左右される項目なので、一般的に「いくらあればOK」みたいな話ではなく、「自分にとっては?」を考えてみるのがおすすめ。
- 最低限月いくらあれば生きられる?
→そりゃあたくさんあればあるほど良いと思いますが、最低限自分が心地よく生きるためにはどれぐらい必要なのか考えてみましょう!
※月イチで旅行しないと心がしなしなになる…なども、最低限に含みましょう!
4)「働く」を含めた1日の過ごし方
日々の生活の中における「働く」の立ち位置を考えてみます。
つまりは、自分にとっての優先順位を考え、プライベートと仕事のバランスを探るイメージ。
- 1日の中でもっとも優先したい時間は何ですか?
- 上記を踏まえ、仕事とプライベートはどんなバランスが良いですか?
→時間や混ざり具合など
自分らしく働くために選択肢を知る
「自分らしい働き方とは」を考える中で、自分にとって大切なことが見えてきたら、もう一歩先の「では、どうしたら実現できる?」を考えるステップへ。
このステップの最初の段階として、まず選択肢を知って、視野を広げます。
「自分らしい働き方」を考えてみると、「自分らしく働くなんて無理!」と思ってしまうこともあります。
でもそれって、選択肢を知らないだけだと思うんです。「自分が知っている世界」をすべてだと思ってしまっているというか。
人は「知っていること」の中からしか道を選べないから、調べたり、人に聞いてみたりして、選択肢を増やすことが大切です。
「自分らしく働くなんて無理!」と思考停止してあきらめずに、「どうしたら自分らしく働けるのか」を考えながら、情報収集してみましょう。
- 本やネットで様々な仕事を知る
- 勤務形態や働く場所などの観点でも考える
- 理想に近い働き方をしてる人の話を聞く
自分らしく働くには、あきらめないことが大切
「自分らしい働き方」を考えて、選択肢を広げて、「これが近いかも」という道があれば、それに挑戦してみるのも良いと思います。
最初からドンピシャ「これだ!」と思えるものが見つからない場合もありますが、少しずつ「自分にとって無理がない/心地よい働き方」を選んで、近づけていくのが良さそうです。
ちなみにわたしは、以下のように試行錯誤して今に至ります。
- 働き方:会社員を辞めてフリーランスに
- 退職後の職業:経理のパート→塾講師→ライター→文房具屋さん開業
- 現在は自分の文房具屋さんのオーナーをしています
会社員時代「このままでいいのかな」と思っていた頃に比べると、だいぶ「自分らしく働けている」と実感していますが、とはいえ、わたしもまだ100点とは言えず試行錯誤中です。
「これかな?」と思う選択肢にチャレンジして、もし違ったとしてもまた進路を変えれば良い。最初から100点をとろうとしなくて良いんだと思います。
そうすることで、今の「このままでいいのかな?」と思う状況のままよりも、きっと「自分らしい働き方」に近づいていけるはず。
これからの働き方に悩む人の、参考になりますように!
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