直接取引とランサーズを通した仕事、どっちの方が良い?ライターの私の経験談

クラウドソーシングを利用していると、「手数料、痛いな~」と感じたことが一度はあるのではないでしょうか。

私はずっとランサーズを利用してきましたが、ランサーズの手数料は10万円以下の仕事だと20%。1,000円の案件だったら手取りは800円ということです。

しかし最近ではランサーズ以外でのお仕事ももらえるようになりました。

ランサーズなどの仲介サイトを通さない「直接取引」のお仕事をたくさん頂いたときは「手数料もかからないしヒャッホイ!」な気分でした……が、実際にやってみると、いちがいに直接取引の方が良いとは言えなさそうです。

直接取引とランサーズを併用したから感じた、それぞれメリットデメリットをまとめてみます。

直接取引のメリットとデメリット

直接取引の大きなメリットは、先ほども書いた通り手数料がとられないことです。

ランサーズで受けた仕事だと、10,000円の報酬だったら手元には8,000しか残りません。

しかし直接取引であれば、10,000円の報酬のすべてを自分で得ることができるのです。

手に入るお金の面だけ見ると直接取引の方が圧倒的に良いのですが、デメリットもあります

ランサーズならばやる必要のなかった、

  • 見積書・請求書・納品書の作成
  • 契約書の締結
  • お支払いの確認

などの工程を自分でやらなければならないこと。

書類の作成はフォーマットを1回作ってしまえばその後はそんなに大変じゃないけど、その郵送の手続きとかもしなきゃいけないし、あと何よりもお金ちゃんと入るの?という不安に駆られる。

ランサーズは仮入金制度があるから、万が一クライアントさんが失踪しても、ちゃんと作業していればランサー側にお金が入るシステムになっているんですね。

でも、直接取引は違います。仮入金がないことも多い(というかほとんど)だし、納品してからちゃんとお金が振り込まれるまで、ドッキドキだったりします。

ランサーズのメリットとデメリット

ランサーズのメリットとデメリットは、直接取引のメリット・デメリットの裏返しです。

大きなメリットは、「仮払い」があってお金的に保障されていること。

もちろん直接取引でも、クライアントとの関係が構築できちゃえば、「ちゃんと入金してくれるのかな?」の不安はなくなりますが、初めてのクライアントでも仮入金(エスクロー)によって安心できるのはメリットです。

仲介が入ってくれる安心感とか、書類のやり取りとかの手間を省いてくれる代金としてランサーズに手数料を払っていると考えれば、納得できます。

まあ、それでも20%はちょっと高いですけどね。ここはデメリットです。

稼げば稼いだだけ、お金取られている感じがしてしまって、ある程度実績ができたライターさんはランサーズ以外の取引を増やしていく流れがあります。

まとめ:結局、どっちのが良いの?

完全に個人的な意見ですが、初心者のうちはランサーズの方が良いかな~と思います。

案件を自分で選べるし、案件内容は明確だし、入金のプロセスも確立されているし。

直接取引のお仕事をやるまでは「手数料高いなあ」と不満に思っていた私ですが、直接取引の大変さを経験してから「この手間賃だったのか!」と思えるようになりました。

(それでももし手数料が下がってくれたら嬉しいけれども……!)

補足ですが、ランサーズで知り合ったクライアント様と、直接取引をすることはランサーズの規約で禁止されています。

「手数料もったいないでしょう?直接取引しようぜ!」と甘い声をかけてくるクライアントも過去にはいましたが、ルールの守れないクライアントさんに良い人はいないと思っています。くわしくはコチラの記事参照。

ランサーズで直接取引を迫られたフリーライターの話

2016年6月1日

仕事で悩みたくない&ランサーズの登録を抹消されたくない人は、ひっかからないように気をつけましょう!

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