キャンプデビューして2年目、はじめて雨キャンプを経験しました。
事前に雨の可能性があることを知っていたのである程度準備をしていきましたが、「こうすれば良かったな…」ということがたくさんあります。。
ということで、これから雨の日キャンプをする方に向けて雨キャンプ対策&オススメの持ち物をご紹介したいと思います!
2021年現在、キャンプ歴6年目。これまでの経験を踏まえてまとめた「雨キャンプ対策」の記事を、新しくこちらにまとめました!
≫【初心者向け】雨キャンプするなら知っておきたい20のこと│2人キャンプ初心者ガイド
最新情報&より経験値の高い記事は↑なので、ぜひそちらをお読みください!
そもそも雨キャンプって可能なの?
個人的には、小雨&一時雨ぐらいであれば、キャンプは全然OKだと思います!
ちなみにキャンプを始めて2年目という初心者キャンパーのわたしたちが、雨キャンプをした日の天気はこちら。
- 1日目:午前中晴れ⇒午後曇り一時小雨⇒夜暴風雨
- 2日目:朝雨⇒昼雨一時小雨⇒夜雨
設営日は晴れていたけれど、撤収日が雨だったパターンですね‥‥(しかも夜は暴風雨w)
テントを建てる時に雨が降っているとかなり難易度高いので、設営日も撤収日も終日雨の場合はおすすめしません。
終日小雨ぐらいだったら、ちょっと雨がやんだ時を見計らえばできるとは思うので、そこは判断次第ですね‥‥!
雨キャンプに行く場合は、必ず事前にアイテムをそろえるなど対策をしておきましょう!
雨の日キャンプに持って行くべき必須アイテム
まずは、雨の日キャンプに必要な、テント以外の持ち物をご紹介していきます。
これらがあるのとないのでは、雲泥の差です‥‥!
(1)タープ
雨の日キャンプには、タープ必須。タープの下に居れば、雨の中でも外でくつろげます。
使っているのはDODのトリコロールタープです。暴風雨にも耐えられたので、オススメです~。
ちなみにわたしたちがキャンプ場に到着した時、今にも雨が降りそうだったので、先にタープをたてました。
その後はタープの中で作業をして、雨の様子を見ながらテントを設営。
風も6mとかなり強かったのですが、一度張ってしまえば、一晩倒れることなく無事に過ごせました。
(2)ビニールシート
ビニールシートを持って行ったのですが、コレが大活躍!!
雨の中や雨が降った後は、地面が濡れています。
その地面の上でテントやタープを開いたり畳んだりすると、泥や草がついて悲惨なことになってしまうのです……。
大きめのビニールシートを下に敷いて作業をすることで、必要以上に泥や草がつくこともなく、「持ってきてよかった!」と思いました!
帰りも濡れたままのテントをビニールシートにくるんで持って帰れるので、大きめの物を買っておくのがオススメです!
(3)傘とレインウェア
カサをさしながらテントやタープを設営するのは難しいので、レインウェアは持っていくべきです。
100均で売っているような透明のレインコートでも良いと思いますが、雨の日キャンプが全力で楽しくなるようなカラフルなレインウェアもオススメです!kiuのレインウェア、かわいいですよね~。
ちなみに雨が強い日は、一応カサもあった方が良いです。
夜にトイレに行くときとか、いちいちレインウエアを着るのは面倒くさかったりするので…!
(4)レインブーツ
ふつうの靴だとビショビショになってしまいますし、サンダルだと草深い場所ではチクチクして痛いので、レインブーツがオススメです。
地面がぬかるんでいるところもあるので、滑り止めがしっかりしているアウトドア用のレインブーツが良いと思います。
わたしたちは普通の靴で行ってしまったので、案の定びしょ濡れになりました…幸いサンダルも持っていたので、帰りは履き替えて…。
レインブーツをはいていく場合も、絶対に替えの靴を持っていくことをおすすめします!中が濡れるかもしれないし!
雨の日キャンプでやっておくべき対策&設営片付け手順
晴れの日のキャンプであれば設営ものんびりでOKですが、小雨や「これから降りそう」って時は、効率的に設営する必要があります。
雨の日キャンプの対策&設営に関して、手順をまとめます!
(1)水はけの良いサイトを選ぶ
キャンプ場のスタッフの方が教えてくれたのですが、雨予報の場合は「なるべく傾斜の上の方を選んだ方が良い」とのことです。
というのも、傾斜の下の方のサイトを選ぶと、水が流れてきて浸水の可能性も…。
また、他にも水が溜まってしまいそうな窪みや、水の流れの途中に位置してしまいそうな場所は避けましょう!
(2)タープやテントはピンと張る!
雨が降ったら困るので、まずは雨が降っていない時や弱い時にタープから張りましょう。
タープにもテントにも言えることですが、なるべくピンと張るように立てるのがオススメです!
たゆみがあると雨水が溜まってしまうので、雨が流れるようにしっかり張って立てましょう。
タープを張ったら、その下にビニールシートを敷いて、とりあえずアイテムをすべて運びます。
テントは、雨がやんでいる隙を見計らって設営しましょう。
その他のポイントは下記のような感じ。
- タープはなるべく低く張ると雨が入ってきにくくなる
- タープの片側を少し下げると雨が流れやすい
- 地面がぬかるみそうならペグの上に大きめの石を置いてカバー
ちなみに、事前に雨キャンプだとわかっている場合は、タープやテントの撥水加工を整えておくのがおすすめです。
新しいテントやタープであれば問題ないと思いますが、何回か使っている場合は、一応撥水スプレーをかけておきましょう!
(3)テントの下にはグラウンドシートを敷く!
テントを地面の湿気や浸水から守るために、下には必ずグラウンドシートを敷きましょう。
私たちは「ロゴステントTepee ナバホ300セット[2~3人用] 」を使っていますが、その中に入っていた「LOGOS(ロゴス) Tepeeグラウンドシート300」、これは雨の日には必須です!
雨でなくても朝露で湿ってくることもあるので、テントの下には必ず敷くのがオススメです。
※テントの形に合ったグラウンドシートを購入してくださいね!
(4)テントとタープを連結する!
雨の日キャンプの場合は、テントとタープを必ず連結させておきましょう!
テントから出た瞬間に雨にあたらないように、テントの出入り口の上にタープをかぶせるイメージです。
わたしたちのようなティピタイプのテントの場合は玄関にあたる部分がないため、タープと連結してないと靴も濡れてしまって困ります。
こういう前室があるタイプのテントだったら玄関もぬれなくて良いですけどね!
前室ありのテントでもタープと連結しておけば、濡れずにリビングとなるタープ下とテントを行き来することができます。
(5)キャンプアイテムは最小限のものしか出さない
雨キャンプの場合は、チェアやテーブルなど最小限のキャンプギア(アイテム)だけしか出さない方が片付けがラクです。
キャンプは装飾やハンモックなども楽しみのひとつではありますが、塗れてしまうと面倒なものは車にしまっておきましょう!
(6)ビニールシートの上でテントやタープをたたむ!
先ほども書きましたが、雨の日キャンプにはビニールシートが必須だと思います。
荷物置き場にもなりますし、雨をよけるなどさまざまな用途にも使えます。
撤収時に雨が降っている場合は、シートの上でテントやタープをたためば、土や草が付着することなく畳めます。
塗れたテントやタープをシートで包んで持ち帰っちゃってもイイですね。
捨てても良いぐらいの値段のビニールシートだと、気が楽かもしれません!
(7)撤収後、自宅で必ずテントやタープをケアしましょう!
撤収日に雨が降っている場合は、びしょ濡れのタープやテントを一旦そのまま持ち帰り、自宅で干しましょう。
我が家はマンションなので、ベランダにタープやテントを干しています。
本当は陰干しした方がいいそうなので、駐車場があるお家は駐車場などで干した方がいいかもしれませんね!
ちゃんと干さないとカビだらけになるので、注意です~。
雨の日キャンプって何すればいい?雨でも楽しむ方法
キャンプというとアウトドアで思いっきり身体を動かすイメージがありますが、雨の日キャンプはゆったりのんびりするのがおすすめ。
ちょっと良いお酒を買ってちびちび飲んだり、ボードゲームやカードゲームをしたり。
あと、わたしは結構写真を撮ったり本を読んだりもしています。
防水のスマホなら雨の中で写真を撮るのも楽しいし、タープの下でのんびり本を読むのも至福のひとときですね‥‥♪
大変だけど、雨の日キャンプも楽しい!
正直キャンプは晴れている日の方が楽しいです!それは絶対です!
しかし、はじめて雨の日キャンプを経験して、雨の日は雨の日なりの楽しさがあることに気付きました。
最も楽しさを感じたのは、雨なのに外でお酒を飲んだり食べたりするという非日常な感じ。
雨が弱くなったり強くなったりするのを眺めながら、タープの下でのんびりする時間はとても不思議でした。
それと、かなり空の様子や雨の強弱を読み取る力がついたと思いますw
「雨弱くなってきたよ!今だ~!」みたいな感じで外に出たり設営したりするタイミングを見極めました。それはそれで楽しかったです。
日常だったら少し雨に濡れただけでも「最悪…」と思いそうですが、キャンプ場に居た他のグループの方々も少し濡れたくらいでは動じてませんでした。
「雨降ってるんだから少し濡れるのは当たり前」みたいな感覚、新鮮でした!
ちなみに雨の日キャンプは結構冷えるので、ちゃんと防寒対策もしていって、風邪をひかないように。
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