取材記事未経験ライターが取材案件をもらえるようになるために必要なコト

「インタビューや体験取材に興味がある」というライターの方も結構いるのではないでしょうか。

私も以前は取材経験がなかったので、取材案件に提案するのに二の足を踏んだり、提案しても依頼がもらえなかったりしました。

でも今では著者インタビューの記事を書かせてもらったり、場所へ取材させてもらったり。
コチラの取材記事は東洋経済オンライン等に掲載してもらいました)

取材案件は基本的に高単価です。取材の時間や準備なども考えると、単純に文字単価で測ることはできません。

しかし、例えば1000文字で2万円とか、それぐらいは普通にあります。もっと高いのもあるし、もう少し安いのもあります。

未経験だった私が、取材記事の依頼をもらえるようになったのはナゼなのか。その経緯を書きたいと思います。

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最初から高単価は難しい

これは普通の依頼もそうだと思うのですが、最初から高単価の取材記事をゲットするのは難しいと思います。

高単価=クオリティ重視」ですから、取材経験者を希望しているクライアントさんがほとんどでしょう。
(ただし、専門分野の場合は取材経験よりも専門家であることが重要な場合もあります)

私の場合はというと、まだ取材経験がなかった時に取材記事依頼ではない案件で、「自主的に取材してきます」と伝えたのです。

継続でもらっていたお仕事の中に、企画を自分で提出するタイプの案件がありました。そこで、クライアントさんに「こういう記事を書きたいので、取材をしてきても良いですか?」と聞いたのです。

記事執筆のみの依頼なので、取材費はもらえないことは承知していました。それを承知で提案したのです。

取材や準備の時間を考えると、割には合いません(そもそも記事執筆分の単価ですからね)。

それでも私が取材を提案した理由は、実績が欲しかったからです。

当然クライアントさんの方も「割に合わないでしょう…」とおっしゃっていましたが、「いえ、自分としても取材の経験をしたいのです」とゴリ押ししました。

ここで取材実績をつくれたおかげで、他の提案にも以前よりは自信を持って提案できるようになりました。

取材をすることで学ぶことは本当に多い

自分の目で見て感じて、その人の想いを聞いて、記事にする。ここから学ぶことは本当に大きかったです。

すべての記事に取材が必要かというと、そういうワケではありません。コラム執筆などは、必要ないこともありますよね。

しかし、自分がこれまで経験したことのないことでも、取材をすれば書けるようになる。取材をすることで一次情報をゲットして、ネットにはない情報を伝えることができるのです。

1つの実績で多くのものを得た

1つ取材記事の実績をつくったことで、インタビューや体験取材記事の依頼をもらえるようになりました。

経験がない」と「経験が(1つでも)ある」の差は大きいのです。

ランサーズで取材記事に提案する時は、こんな風に提案文に書いています。

「過去にこんな記事を書きました。一眼レフを持っているので写真も撮れます。実際にこの記事の写真は私が撮りました。取材ではこんなことを心がけています。」

こんな感じの一文があるかないかで、クライアントさんの印象も変わるのかな?と思ってます。

取材記事の経験がないけど、やってみたい!と思っている方。低単価の取材記事でも、記名記事であれば実績にできるじゃないですか。

もはや、ブログに掲載するための取材でも良いのだと思います。それを実績として載せたって、「ある」のと「ない」のだとやっぱり「ある」方が良いし。

お金的に割に合わなくても、とりあえずやってみる!コレが大事だと思います!
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