「自分より上手な人がたくさんいるから、わたしはノウハウとか書けない」
「こんなことやりたいって言ったら、ベテランの人に笑われるかな‥‥」
こう思ってるとしたら、もったいないです。
ベテランじゃなきゃ「やってます」とか「こういうことがやりたい」って言っちゃいけないなんて決まりは無い!ですよね。
たとえ自分より上手い人がいても、長くやっている人がいても、遠慮する必要なんか無いと思います。
上手さとか、経験の深さとか、関係ない
「自分より上手な人がいる」という理由で、何かをあきらめたり遠慮したりしたことはありますか?
わたしはあります。
中学生の時「自分より絵が上手い子がいる」という理由で、マンガ家になる夢をあきらめてしまいました。
でもこの考え方って、もったいなかったな~と今では思います。
自分より上手な人がいたらNGだとしたら、わたしは「世界一」とか「日本一」にならないと、何もできないことになります。
逆に、全然素人なのに「こんなことやりたい!」とか「わたし、これはじめました」とか、堂々と宣言できる人ってまわりにいませんか?
そして、そうやって宣言した人が、どんどん実現していくっていうのを目撃したこともあるんじゃないでしょうか。
わたし自身も「とりあえず言ってみる」を始めたら、それが実現していくということを何度も経験しました。
その経験の中から、2つご紹介してみます。
「ギターできる」とか言ってたら、バンドをやることになった話
高校入学直後、カッコつけて「ギターちょっとだけ弾けるんだ」と周りに言ってました。
実際は、中学の時アコースティックギターに少しだけ触ったことがある程度。
バンドとかやってみたいけど、全然そんなレベルじゃないし、軽音部に入るワケでもなく。とりあえずカッコイイから、言ってみたって感じです。
高校2年生になって、ギターのことなんか忘れてたある日。
隣のクラスのしゃべったこともない女子が、わたしを訪ねてきて、言いました。
「マツオカさんだよね?ギター、弾けるって聞いたんだけど‥‥バンドやらない?」
その子はバンドを組んでいて、ギターのメンバーが欠けてしまったから、スカウトに来たとのこと。
こうして超素人のわたしは、晴れてガールズバンドのギターを担当することになったのです。
ちょっとでも「できる」って言っておくって、大事だなぁと思いました。
「教える側になりたい」と言ってたら講師の依頼が来た話
今年からWebライティング講師としてセミナーに登壇しているわたしですが、そのきっかけも「教えるのが好きだ」と発信しておいたことです。
既に講師として活動していたWebライターの吉見夏実さんとお話してた時に、なんかのひょうしにポロっと言ったんだと思います。
別にわたしはライターとしてベテランなワケでもなく、大きな金額を稼いでいるワケでもなかったので「講師」なんてリアリティがなかったですが、それでも、とりあえず言ってみた。
そっからしばらくして(半年ぐらい?)、吉見さんの紹介でWebライティング講師として活動することになりました。
「こんなことやってみたい」と発信しておくと、いつかどこかで繋がるものなんだなぁと思いました。
とりあえず言ってみることで、知らない世界に連れてってもらえる
なんでもかんでも「とりあえず」で良いってもんではありませんが、完璧主義じゃ成長スピードが遅くなっちゃう。
完璧じゃないけど、とりあえず言ってみる。やってみる。
そもそも「完璧」なんていつまでたってもやってくるものではないし。
もしわたしが「自分よりも上手い人がいるから」とか「稼いでいる人がいるから」とか「ベテランの人がいるから」とか言ってたら、たぶんブログは1記事も書けてないことでしょう。
初心者だから言えることもあるし、1番じゃないからできることもある。
どんな立ち位置にいても、発信することで誰かの役に立てる。
「こういうことやってます」とか「こういうことができます」っていうのは、積極的に宣言してみてください。
忘れた頃にオファーが来るかもしれないし、誰かを救うことができるかもしれない。
あなたの立ち位置から見えるものを、必要としている人がいるはずです!
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