「人脈づくりのために、交流会に行こう」なんて思っていた時期もありました。
でも正直言って、そんな目的で交流会に行くことはムダでした。
まずはわたしが実際に経験した、人脈づくりのための交流会の様子をどうぞ。
人脈目的で話しかけられるのは本当に面倒だった
今年はじめに参加した、とあるフリーランスの交流会。
ライター、デザイナー、エンジニアなど、いろいろな職種のフリーランスの方々と立食形式でお話する場でした。
わたしは前半の講義形式の部分だけを聞いて帰るつもりだったのですが、「人脈づくりになるかも?」という淡い期待を抱いて立食パーティーにも参加してみました。
とりあえず近くにいた人と話しながらご飯を食べつつ、当たり障りのない仕事の会話を少々。
そしてその会話を遮って、かわるがわる登場する名刺配り屋さん。
「お食事中すみません!わたくしこういう者でして、こういうことをやってます。マツオカさんはどのようなことをやってらっしゃるんですか?」
ライターです、と答えると、マシンガントークは続く。
「へー!ライターさんだったら、一緒にこういうお仕事しません?結構たくさん一緒にできることありそうです!ぜひ今後も繋がっていきましょう!自分はこういうことをやっていて、こんなに稼いでいて~……」
こういう人に限って、名刺は手づくり感満載で、うさんくさい。
なんだかおもしろくなっちゃって、わたしは終始笑っていました。
その人と話したのはたった3分ぐらい。たった3分の間に、一方的な自己PRを聞かされた感じです。
「ガツガツしてるな~」と印象には残りましたが、顔は覚えていません。
この交流会での滞在時間は30分ぐらいで、いただいた名刺は10枚。
結局その後誰かと連絡を取りたいと思うことはなく、ただただ生気を吸われて疲れた感じでした。
意味のある交流会って、こういうものだと思う
自分も人脈づくり目的で参加しましたが、人脈づくり目的って要するに「仕事をもらえる繋がりをつくる」ことであり、
カネ目的みたいな側面が強いなと思いました。
「誰か良い仕事くれないかな」という受け身な状態で参加した場合、その交流会参加は失敗に終わる確率の方が高くなります。
こういうものは、受け身では意味がないのだと学びました。
そこで、わたしが思う「意味のある交流会とはこういうものだ!」というのを、2つ挙げてみます。
(1)人脈づくり以外の目的がある交流会
人脈づくりを目的にすると面白くないものになるので、それ以外に目的のある交流会が良いと思います。
例えば前半部分でパネラーの人たちがあるテーマについて話、それに興味のある人が集まっていて、その後の交流会でもその話ができるとか。
ある程度絞られたテーマに集まっている人は、同じ意識を共有している人だと思います。
この「同じ意識を共有している」というのが、とても重要だと思います。
(2)本音のところを話せる場としての交流会
すでにある程度知っている人との交流会や、上辺の話ではなく「本当のところはどうなの?」ということを話せる交流会は、かなり意味があると思います。
「今日は天気が良いですね~」みたいな話だけしかしていない人と、その後強いつながりをつくることって難しいです。(もちろん可能性はゼロではないだろうけど)
個人的に、ウワベの話は嫌いです。誰とでもできるからです。それじゃあ交流会の意味がない。
あるテーマについて、本音で話したい!という人たちが集まれば、それは有意義な時間になるはずです。
結局自分の意識次第。人脈づくり目的では打率1割ぐらいだと思っておこう!
同じ交流会でも、自分がどんな意識を持ってのぞむかによって、有意義なものになるかどうかは変わってきます。
「誰か良い仕事ちょーだい」と受け身の姿勢でのぞんでも、ひょっとしたら10回に1回ぐらいはそういう人と巡り合うかもしれませんが、確率は低いということを知っておきましょう。
意味のある交流会に参加したいのなら、自分もしっかりとした目的をもって、能動的にのぞむ必要があります。
ぼんやりと「人脈つくりたいな~」と参加しても、ムダな時間になってしまいますよ。
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