社会人になる前から、私の中にある「仕事」に対する問題意識。
人生における仕事のポジションとは?
私が学生の頃、周囲の多くの大人は「仕事」と「プライベート」をハッキリ分けていました。
要するに、仕事は仕事だと割り切って、辛くても苦しくてもしょうがないと思いながら働いているように見えたんです。私自身も「そういうものなのかなあ」と感じ始めていました。
しかし、私は出会ってしまったんです。私が理想とする「仕事」の仕方をしている人に。
人生を楽しむ手段の1つが「仕事」
その人と出会った時、私はテニススクールのアルバイトをしている大学3年生でした。その人は私より10歳ぐらい年上のお姉さん。
話を聞けば、20代の頃に起業して自分でお店をやっていたそうですが、店をたたんだ後はテニススクールやフィットネスジムでパートをしているそう。
ご結婚されていましたが当時はお子さんはいらっしゃらず、旦那さんもフリーランスで働いているとか。世間一般で言えば「主婦のパート」だと思いますが、私はそうは思いませんでした。
自分で生きていけるだけのお金を稼いでいるし、狭い意味での「パートタイマー」のように空いた時間で稼いでいるという感じはしなかったからです。
その人は、人生を楽しむためにテニススクールで働いていました。その仕事自体を楽しいと感じ、その人自身の趣味であるテニスに関係することを楽しいと感じていました。
今となっては恥ずかしい質問だなと思いますが、私はその人にこう聞いたことがあります。
私「社員になって働こうとは思わないんですか?」
その人「この働き方の方が、楽しいんだ」
学生の頃の私は、就職=社員という考えがあったため、自ら積極的に会社員以外の道を選ぶ人に出会って衝撃を受けたんです。そして、そういう生き方に強く憧れました。
正直なところ、就職活動を控えていた私は最初に書いたように「仕事は何のためにするのか」と考えている最中でした。
人生を楽しむために、仕事をする。
仕事は、人生を楽しむための1つの手段である。
すべては意識の問題
私の場合、人生を楽しむということは、自分の時間を楽しむということでした。自分がやりたいと思ったことに、全力で取り組める余裕。
時間的余裕、経済的余裕、精神的余裕、このあたりが自分が人生を楽しむために必要だと考えました。
一度就職した会社も肌に合わず、退職。私の場合会社で働くことで人生を楽しむのは難しいと考えました。
これは、会社で働くことを否定しているわけではなくて、私には合わないということです。
会社で働くことで実現できることもたくさんあるし、会社で働くこと、仕事そのものを楽しいと思えていれば、人生を楽しむこともできます。
そう、すべては意識の問題なんです。
自分がどう思うか。
自分が楽しいと思う環境をつくれば良いんです。
私は、仕事ばっかりやって気付いたら年をとっていたみたいな、そういう働き方はしたくないんです。その時しかできないことを全力で味わっていきたいんです。
仕事はあくまで手段。
最近こういう記事を書きたくなることが多いので、私にとってのテーマなのかもしれませんね。
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