ライターとして複数の媒体で執筆していると、「自分に合うメディア」と「合わないメディア」がなんとなくわかってくるもので。
執筆記事を載せてもらうメディアの数が増えてきて、ちょっとずつ自分の「色」がわかってきたように思います。
ライターを始めたばかりの頃、自分にできそうな依頼は、とりあえず何でもやってみました。
中には、最初から「自分には合わないかも」と思っていたものも、受けていました。
そういう仕事は結局「やっぱり合わなかったな」という結論になることがほとんどだったんですけど……。
逆に「このライターは自分のメディアには合わない」というのは編集者さん側も感じ取ることであって。
次の依頼が来ないことも多いし、直接的に「この記事テイストだとうちの媒体には掲載できないんで、全体をコッチで修正します」的なことを言われることもありました。くぅ。
ただ、ライター歴も4年になって、なんとなく自分が書ける記事の傾向もわかってきたので、ここのところは「自分に合わないかも」と最初に思った案件は受けてないです。
それでも、「記事を書いてみたけど、このメディアは自分に合わなかったな」と思うことは、いまだにあります。
いまだにそういう事象が起こってしまうのは、たぶん「こういうメディアで書いてみたい」と思う自分の憧れが関係しているような気がするんです。
「こういう記事が書けるわたしでありたい」みたいな憧れがわたしの中にはあって、だからそういう媒体とご縁があれば、記事を書いてみる。
でも、実はその憧れは「わたしの色」とはちょっと違うから、書いた後に自分も相手も「なんか違ったな」となることが多いです。
例えるなら、わたしの憧れは「キレイで透明」。
一方、本当のわたしはもっと「ドロドロとして策略的」。
記事執筆の過程でお互いに「なんか違ったな」となるたびに、わたしはちょっと傷ついてきたと思います。
憧れに近づけないわたしを感じるのが悲しかったのかも。
そして最近は、「憧れるのは良いけれど、無理してその形になろうとしなくても良いかもしれない」と思い始めました。
現にわたしの書いた記事で喜んでくれる人はいて、ありがたいことにお仕事ももらえていて。
わたしは、わたしを求めてもらえるところで、わたしの色が発揮できるところで、輝けば良いんだと思う。
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そんなことを考えていた時に、ライター仲間の七尾なおさんの、こちらのツイートを見つけました。
「うちのメディアには合わない」と断られたり、一本書いたらその後継続がもらえなかったり、色々あったけど。単価を上げても「もっと書いて」と言ってくれたり、より大きな仕事を任せてくれたりするクライアントさんもいる。どこか一箇所でダメだったからといって、自分の全部がダメってわけじゃないよ
— 七尾なお*フリーライター (@nao_2205) 2017年7月24日
そう、1つがダメだからといって、自分の全部がダメってワケじゃないよね。
自分が輝くところは、自分で見つけようと思いました!
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