ランサーズ案件全体の単価底上げに必要なものとは

以前ちょっと手があいていた時に、2,000字5,000円で募集していた案件を単発受注しました。

その案件自体は無事完了し、クライアントさんからも高評価を頂きました。他にも記事があったようなのですが、先のスケジュールが埋まっていたので追加受注はしませんでした。

しかし今日見てみると、そのクライアントさんが同じ案件を3,000円で募集している……!

以前募集してた時は5,000円だった案件が、3,000円に下がっている。この単価下落の背景にあると思われることを書きたいと思います。

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コストを抑えたいクライアント

これまで結構な数のクライアントさんと出会ってきましたが、お金に関して言えば2つの考え方があるように感じています。

(1)クオリティはそこそこでOK&できるだけコストを抑えたい

(2)どれだけお金を出しても良いからクオリティの高い記事が欲しい

ランサー側からすれば、後者の考え方をするクライアントさんとお付き合いする方が良いと思います。

しかしはじめて取引する時は、クライアントさんがどちらの考え方をしているのかわからない場合もあります。

冒頭に述べたように私が5,000円で受注した案件が3,000円に下がっていたワケですが、おそらくこのクライアントさんは(1)の考え方だったのでしょう。

ただ私が提案した時点では、クライアントさん的にも「この内容なら5,000円が妥当だろう」と思っていたんだと思います。

 

2,000円以上の単価下落:考えられる2つの理由

そう考えていたクライアントさんが、どうして今は同じ案件を3,000円で募集しているのか……?

2つ理由が考えられると思います。

1つは、他の案件を見ていて「あれ、もっと安く発注している人たくさんいるじゃん」と思ったから。

もう1つは、提案したランサーの中に「もっと安くできます!」と言ってしまった人がいたから。

個人的には2つ目の理由なんじゃないかと思っています。憶測でしかありませんが、今回は後者だということで話を進めます。

ランサーズでは、クライアント側が「5,000円でやってくれる人を探してます!」と募集をかけて、その案件を受注したいと思ったランサーが提案する仕組みになっています。

クライアントの希望金額はあくまで希望でしかないので、ランサー側は「1万円でならできます!」と提案しても良いし、「3,000円でできます!」と提案しても良いんです。

クライアントが5,000円を希望している案件に1万円で提案するならば、その金額に納得できるぐらいの説明をしなければなりません。

しかし「本当はどれだけお金をだしても良いから、クオリティの高い記事が欲しいと思ってた!」というクライアントなら、納得すれば1万円出してくれる可能性もあります。

一方で単純に価格競争としてみれば、「3,000円でやります!」と言ったランサーが有利になります。できるだけコストを抑えたいと思っているクライアントは、価格の安いランサーを選ぶことでしょう。

 

価格競争に飲み込まれてはいけない

価格競争をするメリットはあるでしょうか?私は完全に無いと思います。

メリットが無いだけではなく、結果的にランサーズの価格設定全体に影響を与えることになってしまい、デメリットの側面のが大きいと思うのです。

2,000字の記事を3,000円で受注するのだから、ひょっとしたらそれまで文字単価0.5円でやっていたランサーさんにとっては嬉しい金額なのかもしれません。

ひょっとすると、どうしても受注したかったから3,000円で受けることに決めたのかもしれません。

しかし「希望金額より安くやります!」と言って受注することは、一時的には受注できて嬉しいかもしれませんが、自分の価値を下げることにもつながります。自分を低く見積もってはいけません。

ライターには「定価」みたいな概念がないので、報酬金額の決め方は基本的に「言い値」です。ライター側が「これぐらいでやります」と言ってクライアントが納得すれば、それがそのまま報酬になります。

初心者のうちは相場がわからないと価格設定しにくいのが正直なところだと思います。

たしかに難しいですが、ランサーズにある他案件全体の相場を見るのではなく、「自分の労力に対して、これぐらいお金がもらえればできる」という考え方で報酬の相場を考えたいところです。

そしてもし「自分がほしいお金」より、クライアント側の希望金額が高かった場合、ぜひその金額で受注してみてください。

最初は「そんなにたくさんもらって良いの……?」と思ってしまうかもしれませんが、良いんです。大丈夫です。

不安になった時は、「なぜクライアントがこんなにも高額なお金を払ってくれるのか」を考えてみてください。

そうすればクライアントが求めているものがわかると思います。それは記事の質かもしれないし、他では手に入らない情報かもしれないし、コミュニケーションの円滑さかもしれません。それさえわかれば、クライアントの希望を満たしていけば良いだけですからね。

 

現在、ランサーズの運営側はライティング案件の単価をアップさせようと努力しているようです。

※参考記事:ランサーズの文字単価が全体的にアップ!Webライターの未来とは

ランサーズの方々にももちろん頑張ってほしいところですが、単価の底上げにはランサー側のリテラシーも必要だと思います。

あまりにも単価の低い案件に手を出さないことや、自分を低く見積もりすぎないこと、値切り競争に乗らないこと。

クラウドソーシングはまだまだ成長中のサービスです。成長させるも衰退させるも、今使っている私たちにかかっているのではないでしょうか。

 

 

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