収入などの「数字」で自分と他人を比べてしまって辛い人に知ってほしいこと

SNSが当たり前の世界になってから、昔だったら知らなかったであろう他人の情報を知れるようになりました。

例えば、収入。会社員の人はあんまりないかもしれませんが、フリーランスの場合、月収を公開している人もいます。

友達(フォロワー)の数なんかも、見えるようになりました。あとはインスタにアップした写真の「いいね」数とか、ブログのPV数とか。

このような数字が目に入ってくると、「自分はもっと少ない…」とか「あの人はすごい、自分はダメだ」と、自分と他人を比較してしまうことがあるかもしれません。

そうやって落ち込んでしまう人に、伝えたいことがあります。

他人の数字アピールは、この2種類に分類できる

何か目的がなければ、誰かに数字をアピールする必要は無いと思います。

会社の同僚に「わたし、先月の給料25万円だったんだ~」とか、わざわざ言わないじゃないですか(少なくとも、わたしの周りはそうだった)。

だから、わざわざ公開したりアピールしたりするのには、理由があるんです。その理由は、2つに分類できると思います。

この分類を知っておけば、自分と他人の優劣をつける前に「この人は〇〇の目的で、アピールしているんだな」と割り切れるかもしれません。

(1)「自分はすごい」とアピールしたい人

自分で自分のことを「すごい」と思っている人は、他人に「すごいね」と言われなくてもやっていけます。

でも、自分のことを自分で「すごい」と思えていない、つまり自信のない人の場合、誰かに「すごいね」と言ってもらえないと不安になります。

だから、誰かに認めてもらいたくて言っているパターンです。

このタイプの場合、いくら褒められても、いつまでも不安なままです。なぜなら、自分で自分を「すごい」と認められていないから。

ずっと数字アピールをしてるでしょうから、個人的には、こういう人とは付き合わなくてもいいかなと思います。

(2)ブランディングでポジティブに活用してる人

仕事のためのブランディングとしてアピールしている人も多いと思います。前者との見分けは難しいですが、例えばこういう場合です。

  • そのアピールを仕事に繋げている
  • それを公開することで、勇気をもらえる人がいる

お仕事においては、やっぱり数字って大事です。だから、アピールすることがポジティブにはたらくことも多いです。

ただ、もし自分がそういう発信を見て落ち込んでしまうのであれば、見ないようにしてもいいかもしれません。

SNSの友達(フォロワー)の数に関しても、何らかのアピールのために試行錯誤して増やしている人も多いと思います。

(わたしはツイッターが好きなんですが、ツイッターでフォロワーが多い人って、やっぱりなんかしらの工夫をしている人です。ただただツイッターしていて、フォロワーが増えているワケじゃないんです)

だから、友達の数が多かったり、フォロワー数が多い人に対しては「わたしは少ない…」と落ち込むのではなく「どんな工夫をしているんだろう?」と観察するのが正解です。

そもそも「自分のしあわせ」のために、その数字は必要なの?

先ほど「比較しちゃうなら、見なくてもいい」と書きましたが、これは一時的な解決にしかなりません

“自分はなぜ比較してしまうのか” を考えないと、この先ずーっと外界を遮断して生きていかなければならなくなります(そして、そんなのは無理ですよね…!)。

他人と比較してしまう理由、それは「誰かより自分が優れている=しあわせだと思ってしまっているから」です。

・・・本当に誰かより優れていたら、しあわせでしょうか?

その理論でいくと、頂点に立っている人しかしあわせじゃないですよね。収入で言えば、日本一とか、世界一稼いでいる人しかしあわせじゃないことになります。

そんなにすごい人じゃなくても、身近にもしあわせな人って結構いませんか? わたしの周りにはいっぱいいます。

そういう人は「自分にとって必要な数字が満たされていればしあわせ」なんだと思います。

だから、まずは「自分はどれだけあればハッピーなのか」を考える必要があります。他人とは完全に切り離して、自分について考える。

これは「足るを知る」という風に表現されます。大事なことです。

まとめ

自分と他人を比較してしまう人も「比較したい」と思ってしているワケではなくて、気付いたらやっちゃってて辛いんじゃないかなと思います。

わたしも会社員の頃、他人と自分の会社での評価を比較して苦しんでいました。

でも、他人基準で自分を評価していたら、たぶん死ぬまでしあわせになれないんですよね。。

わたしは、どうせ死ぬんだったら、今はしあわせに生きていたいなと思いました。

同じように考える人がいたら、まずは自分の「足るを知る」。ココから始めてみてくださいね!

 

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